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集中できないときにする事。

2015年2月2日

集中できないというのは、
意識が揺らいできて、散漫になっていくこと。

今やろうとしていることが手につかなくなって、
いろんな思いが、
次から、次へと、
浮かんできてしまう。

コンビニに行きたいな〜とか、
甘いものを食べいな〜とか、
ゲームをしたいな〜とか、
一億円落ちてこないかな〜とか、
ゴルフの練習しようかな〜とか、
どこから浮かんでくるかといえば、
自分の意識が届かない心の深層部分から、
無意識と言わている領域だ。

集中しようとしているのを差し置いて、
急に浮かんでくるのだから、なかなかのエネルギーだと思う。

思い浮かんだものをそのまま実行しても、
なんだかすっきりしない事も多い。
一体なにを求めているのか、
なぜ集中を妨げるのか、
本当のところ自分ではわからない。

わからないけど、無意識が何か刺激を求めているような気がする。

一つ言えるのは、
今集中してやろうとしていうことは、
求めていることとは違うといういう事だ。
だって集中できないんだから。

僕はそんな時、図書館に行く。

僕の整体院の近くに、
熊谷市立図書館がある、
歩いて7分ぐらい、
散歩するにはちょうどいい距離だ。

図書館ではブラブラと歩きながら、
本のタイトルだけを眺めていく。

そうしていると、
あっ!これだ!っていうタイトルが目に飛び込んでくる。

図書館のいいところは、財布を気にしなくていいという事。

本屋の場合だと、気になる本を見つけたら、必ず値段を確認してしまうが。

図書館はタダで貸してくれる。
二週間という期限つきだけど。

目についた借りた本が、
これです。

走る哲学 為末大

為末、走る哲学

そのなかで心に響いた文があった。

ゾーン状態は自分やものを客観視して眺めるということが薄くなり、
行為そのものと自分が重なっていく。
だから陸上のようなすごきく強烈に集中する種目になると、自分がほとんどいなくなる。
観客から見れば明らかにそこに走っている僕はいるのだけれど、考えている僕がほとんどいないから実在する感じがしない。

僕はアスリートじゃないし、ゾーン状態も体験したことはない、
でもなんだかわかる気がする。
僕が求めていたものはこの言葉だったのかもしれない。
と、なんか納得してしまう。

そしてこの本は、集中して一気に読んでしまった。

集中できないというのは、
無意識が蠢き出しているからではないか、
そういう時は無理に集中しても、手につかない、
何かを求めて、
それは何かはわからないけど、
探し続ければ、
集中できるものを見つけられるはず。

 

たかなが整体院
〒360-0045 埼玉県熊谷市宮前町1-96-1
TEL:048-598-7670
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