筋肉

ふくらはぎがつる原因と対処法。

2015年1月30日

ふくらはぎがつる原因は、
疲労、筋肉の衰え、冷え、
水分不足、血行不良、
ビタミン不足、薬の副作用、
などがあるが、
もう一つ加えたいのが、
体幹から遠い、
ということ。

ふくらはぎは心臓から遠いところにあるので、
血行不良になりやすいし、
体の下方に位置し重力の影響もうけやすく、
むくみやすい、
むくめばむくむほど、血液循環が悪くなってしまう。
血液が熱を運ぶので、循環が悪いところは、冷えてしまう。

ふくらはぎは、体を支える筋肉なのですが、
体幹から遠く離れた場所で、体重を支えているので、
その分疲れやすい。

でもその疲れはあまり感じない、
というのがふくらはぎの特徴の一つです。

脳の感覚野でもふらはぎに割り当てられている領域は、顔や手に比べて随分少ない。
ふくらはぎはその大きさに比べて、神経の分布がそれほど多いわけではないので、
手の指などに比べると鈍感なのだ、
だから疲れを感じづらい。

さらに神経の分布が少ないということは、
手の指のように精密な動きができない、
それゆえに疲れなどによって誤作動も起きやすい、それがつるという現象だ。

ふくらはぎがつるというのは、
「今ヤバイ状態ですよ。」
というのを脳へ伝える、
ふくらはぎからのメッセージなのではないだろうか。

だからふくらはぎがつったら、
ふくらはぎを大事にしなければならない。

ふくらはぎを大事にするには、
なんと言っても歩く事。

ふくらはぎは筋肉です、
筋肉は使ってこそ、その真価を発揮します。
大事にすると言って。
ふくらはぎを動かさないでいると、劣化してしまいます。
使うことによって機能を高めていくことができるのです。

ふくらはぎのすばらしい機能の一つに、
筋肉がギュッギュッと動くことでポンプの作用をして、
下肢の血液を心臓に送り戻す作用があります。
心臓をサポートしているのです。

ふくらはぎは体を支えていますから、
一日働くと、疲れます。
お風呂に入ってよく温めて、
さすったり、マッサージをしてみてください。
結構硬いところや、痛いところがあります、
特に筋肉とアキレス腱との境目が硬くなりやすいので、
そこをほぐすと疲れがとれます。

走る前はふくらはぎをストレッチをしましょう。
準備不足で急に走ると、アキレス腱を断裂する可能性があります。

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ゆっくり、ジワジワと伸ばしましょう。

ふくらはぎを大事にし、よい状態を保つことで、
腰痛の改善にもつながります。
下半身の状態が悪いと、腰に負担がかかり、痛みが出たりします。
ふくらはぎがしっかりと体を支えることができれば、腰の負担は減り、
腰痛も軽くなってきます。

 

たかなが整体院
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