ストレッチ ・セルフケア

自分の体はこの世で一つしかない。セルフケアをすることで、自己調整力を高める。

2017年12月13日

この世に生を受けた時に、ただ一つ与えられたものは自分の体です。

自分の体一つで、生きていかなければなりません。

いま世の中は目まぐるしく移り変わっている最中です。
僕なんかは時代の変化に追いついていくのがやっとです、
いや、もう取り残されてしまっているかもしれません。

これから、どんどん技術が進歩すれば、自分の体を新しい体と交換できる日が来るかもしれません。
再生医療の分野では、部分的な組織や、臓器単位で、新しいものと交換できる日が近いかもしれません。
でも体全部を交換できるようになるのは、まだ当分先のことでしょう。

それまでは、自分の体は一つしかありません。

それなのに自分の体のことをよく知らない人、または知ろうとしない人が多いです。

あまりにも自分の体について無頓着だと、体は痛みや違和感を出して知らせようとしてきます。

人の体はすごいです。
地球で生命が誕生したのが38億年前といわれています。
そこから環境に適応しながら、ずっと命を繋いで今日に至ります。
人の体には38億年分のデータが蓄積されていて生き残るための力を持っています。

病気や怪我をしても、大抵は自分の治癒力で治るものです。

それを考えたら、体の痛みや、歪みなんかは、自分の力で調整できるものなんですよ。
そうじゃなかったら、たぶんどこかで絶滅していたかもしれない。

痛みや歪みを整える調整力を引き出すためには、自分の体を自分でケアすることです。

ケアするといっても、難しいわけではありません、自分の体を自分でよく触っていけばいいんです。
いろんなところを触っていくと、痛いところとか、コリコリするところ、硬いところ、柔らかいところがあります。
痛みの種類にも、心地よい痛みや、イヤな痛みとか様々です。

あとは、よく動かしてみることです、自分の体のあらゆる関節をくまなく動かして、右はよく動くけど、左は鈍い、などと感じてみたり、
体重を右足にかけてみたり、左足にかけてみたりして、膝や股関節はどんな感じがするのかを感じてみることです。

痛いとか、硬いとか、動くとか、動かないとか、体重をかけると気持ちがいいとか、悪いとか、を感じて脳がそれを認知すると調整力が働いてきます。

やはり、普段から自分の体をよくケアしている人は、壊れにくいし、壊れても勝手に調整されやすいです。
ぜひ、セルフケアをやってみてください。

僕がふだん自分でよくやるセルフケアの一つをご紹介します。
アキレス腱が付着するカカト部分のセルフケアです。

ふくらはぎの筋肉は、よく疲れる筋肉ですよね。
ふくらはぎには腓腹筋、ヒラメ筋があって、二つは合わさってアキレス腱となり、カカトに付着します。
その付着部は疲れがたまりやすい所です、指の先、爪先を使って、痛い部分やコリコリする部分を探していきます。

ふくらはぎ

みつけたら、そこを爪先を使って弾いてみたり、しごいてみたりして、ケアしていきます。
丁寧に行うと、痛みやコリコリが小さくなり、足首がよく動くようになったり、ふくらはぎの疲れもとれてきます。

アキレス腱のケア

アキレス腱のケア

回数や、力加減は、ご自分で感じてみて、ちょうどいいぐらいで行ってください(^ ^)

 

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