腕では体を支えられないけど、脚はいつも体を支えている
腕立て伏せは何回できますか、10回できれば上出来ですね。
筋力が弱い人は、1回もできないかもしれません。
できなくても腕立て伏せのカッコをして、腕の力で上半身を支えてみます。
だんだん腕がプルプルしてきて疲れてきます。
あと腹筋もプルプルしてきますね。
腕の力で体を支えるってのは結構しんどいことですね。
腕立て伏せのカッコは、実際には足や体幹の筋肉も使ってますから、腕だけで支えているわけではないですね。
もし腕の力だけで体を支えるなら、逆立ちをしてみることですね。
逆立ちが出来る人はあんまりいないし、僕もできません、でも想像することはできます。
自分が逆立をしてみたとして、どのぐらいの時間、腕の力だけで体を支える事ができるでしょうか?僕の場合は、ほんの一瞬しかできないような気がします。
そう考えると腕の力って頼りないんですね。
では、脚の力はどうでしょうか。
普通に立った姿勢は、脚の力で体を支えています。
ほんの一瞬しか立てないでしょうか?
いいえ、頑張れば、何時間でも立つ事ができます。
立ち仕事の方なんかは、一日中立っているわけですから、すごいです。
腕の力に比べると、脚の力は強いんです。
脚が疲れると姿勢が乱れて、腰痛にもなる
脚の力は強いけど、だからといって疲れないわけではありません。
やっぱり体を支えて立っていれば、疲れが溜まってきます。
脚がぐったりと疲れてくると、足首や膝がちょっと曲がってきます、そして腰を曲げて肩を落として猫背になってきます。
ここまで目に見えて関節が曲がっていなくても、慢性的に疲れが溜まっていると微妙な感じで足、膝、股関節が曲がっている事がけっこうあります。
そして関節がちょっと曲がったまま、過ごしていると、関節周辺に疲れやコリができてしまう事が多いです。
関節の周辺に疲れが溜まっている
腰が痛いという方は、慢性的な脚の疲れがある人がほとんどです。
足、膝、股関節といった関節は多くの筋肉や腱、靭帯が集まっている所です。
腱の付着部や、靭帯には、細かく触ってみると痛いところやコリコリしているところがあります。
そういったところに疲れがたまっているので、その部分の疲れを取り除いていくと、関節がよく動くようになってきます。
そうすると脚全体に力が入りやすくなり、微妙に曲がっていた関節もスッと伸びてきて、しっかりと体を支えられるようになってきます。
脚のパワーが回復すると、腰や背中も伸びてきて姿勢もいい感じになってきます。
たかなが整体院
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