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優秀なスポーツ選手は肩甲骨がよく動き、一般人は動かない。肩甲骨を動かすコツとは!?

優秀なスポーツ選手は肩甲骨がよく動き、一般人は動かない

優秀なスポーツ選手は、肩甲骨を自由自在に動かすことができる。

しかし、一般人は肩甲骨がガチガチに固まって動かない、とくに肩こりや頭痛がある人は、肩甲骨の内側がガチガチに固まってるので、肩甲骨がほとんど動いていない。

そのような固まった肩甲骨でスポーツをやっても、なかなか上達しないでしょう。

これから2020年のオリンピックに向けて、スポーツが盛んになると思います。

普段スポーツをやらない人でも、オリンピックに触発されて、何らかのスポーツをやる人が増えるでしょう、その時にガチガチに固まった肩甲骨では、せっかく始めたスポーツもうまくできないし、やっていても楽しくないかもしれません。

腕は肩甲骨から生えている、その肩甲骨を自由自在に動かすことができれば、腕を効率よく使うことができる、そうすれば、スポーツも上手くなる。

でも、一般人は、スマホやパソコンばかり見て、ひたすら肩甲骨を固めて使ってるんだよね~

 

一般人は、なぜ肩甲骨が固まってしまうのか!?

スポーツが上手な人は、肩甲骨を自由に動かせている、それは肩甲骨周りの感覚が良いから。

人の体は感覚によって支配されているので、感覚がいいところはよく動くし、感覚が鈍くなってるところは動いていない、だったら肩甲骨周りの感覚をよくしていけば、肩甲骨はよく動くようになってくる。

一般人はなぜ肩甲骨がガチガチに固まっているかといえば、それは普段、動かしていないから。

例えば、スマホを使うときは、肩甲骨を固めて、使っている。

パソコン作業をするときも、ひたすた、肩甲骨を固めて使っている。

1日のうちで、肩甲骨を積極的に動かす時間はほとんどない。

肩甲骨を固めて使っている時間の方が圧倒的に多い、身体と脳は、使われない感覚は重要じゃないと判断し、だんだん肩甲骨の感覚が薄れてしまう。

こうしてガチガチに固まった肩甲骨が出来上がっていく。

そして肩こりや頭痛、五十肩といった症状に悩まされることになる。

 

肩甲骨の感覚を取り戻し、動くようにする方法

まずは肩甲骨の意識を作り出すことです。

手を上に上げる時、一般人のイメージは、肩から手が上に上がっているイメージを持ってる人がほとんどですが。

実際には、手を上げる動作は肩甲骨が動いています。

そして、肩甲骨を動かす筋肉は、前側では胸、後ろ側では背骨からくっついています。

ということは、手をあげる動作は胸と背中から動くということです。体幹部の中心から、手は上がってくるんです!

こういう意識革命がまず必要です。

肩甲骨が動く意識、イメージ

手は肩からではなくて、体幹部の中心から動いてくるという意識を作ることで、肩甲骨はより動くようになってきます。

こういう意識のもとに、ラジオ体操などをやると、ぜんぜん動きが変わってくるんです。

従来通りの、手は肩から動くというイメージでラジオ体操をやるのと、体幹の中心から手が動くというイメージでやるラジオ体操では、見た感じが全然違う、意識やイメージの違いで、もうすでに身体の動きは変わってきます。

人間は、意識を向けたところの感覚がだんだん良くなってきますから、肩甲骨から動く、肩甲骨は体幹から動く、という意識を向けながら、体操をやったり、ウォーキングをやると、だんだん肩甲骨がよく動くようになってきます。

あとは、肩甲骨の内側にある、コリを取り除き、肩甲骨が動く感覚を、他動的に行っていくと、より肩甲骨の感覚を感じやすくなります。

私が普段、臨床で行なっている理学操体のKポジションは、肩甲骨の自動的な動きと他動的な動きをミックスして行なっているもので、普段はわからないような肩甲骨の動きを感じ取ることができ、それによって、肩甲骨の感覚が磨かれて、体幹から動くように変化していくことを実感することができます。

Kポジション

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