ストレッチ ・セルフケア

骨盤から背骨を動かす体操。【自宅でできるエクササイズ】

背骨への意識

運動不足で、身体がガチガチになっている人がすごく多いです。
そのせいで身体の中心である背骨も硬くなってしまい、肩こりや腰痛の要因になったりしています。

背骨は一つ一つの椎骨が積み重なっているので、その一つ一つがよく動くはずなのですが、
それが一本の棒のように硬くなっている人がいます。
なぜそうなってしまうかといえば、意識して動かしていないからです。

常に、同じような姿勢で過ごしていれば、とうぜん背骨を含めて全身が硬くなります。
ストレッチや運動はするけど、背骨を意識して動かしていこうとする人はあまりいないです。

背骨も意識して動かしていくと、ほんらいの柔軟性が出てきます。
背骨は身体の中心ですから、背骨がよく動くようになれば、体幹のパワーを使いやすくなり、
スポーツ時の体の使い方や、日常動作にも変化が現れてきます。

 

骨盤から背骨を動かす体操

背骨はの土台は骨盤です。
骨盤を動かせば腰椎、胸椎、頸椎が連動して動き、頭までつながって動きます。
なので、骨盤から背骨を動かす体操を行なっていきます。

背骨を前後に動かす体操

背骨を前後に動かす体操

まずは椅子などに腰掛けます。
骨盤をゆっくりと前に傾けていきます。
すると骨盤に連動して、背中が反ってきます、そのまま自然な感じで上を向いていきます。
無理に上を向くのではなく、動きの流れにそって動いていく感じです。
次に、骨盤をゆっくりと後ろに傾けていきます。
すると腰と背中が丸まってきて頭も垂れ下がってきます。

この時に、背骨を意識して動きを感じ取ってください。
この体操は、背骨が動いていることを意識することがもっとも大事です。
ですから、強くやったり、大きく動かせばいいというものではありません。
むしろゆっくりやり、小さな動きでも背骨が動いてくのを感じ取ることで背骨への意識が高まってきます。

背骨を左右に傾ける体操

背骨を左右に動かす体操

今度は、骨盤を左右に傾けていきます。
片方のおしりに重心が乗ってきて、もう片方のおしりを少し浮かしていきます。
おしりが浮いた側の肩を少し下げます。
すると骨盤の傾きと同時に、背骨が連動して動きます。
骨盤が傾きによって身体が倒れないようにバランスをとってください。
これもゆっくりと小さな動きで背骨の動きを感じ取りながら行ってください。

背骨を左右にひねる体操

背骨を左右にひねる体操

今度は骨盤をひねる動きです。
骨盤の右側を前に出したら、左側を後ろに引きます。(左右反対も行う)
すると背骨にもひねりが加わり、頭も動いていきます。
後ろを振り返るような動作です。
これも左右、ゆっくり行い、背骨の動きを感じ取ってください。
まず骨盤を動かすと背骨が連動して動き、頭も動いていきます、これにより身体がつながっていることを体感することができます。

以上の3種類の体操を、続けていくと、背骨への意識が高まり、背骨の柔軟性もでてきて身体の使い方が上手くなっていきます。

毎日この体操を行なっていると「今日は前に倒しやすいな」とか「今日は右側に傾けるのが楽だな」とか、身体の硬さやコリに気がつきます。
気がつけば人間の身体はそこをなんとかしようとする力が働くので、自分で自分の身体を調整できるようになります。

 

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