骨盤矯正

骨盤のコンディショニングを整える

骨盤は体の中心にあり、動作の起点になる所

骨盤は体の中心にあります。

仙骨

人が立った時の重心は骨盤のなかにあります、仙骨の少し前ぐらいに重心があります。

身体はこの骨盤を中心として動いています。

でも、みんな骨盤が硬くなっています。
具体的には、骨盤に付着している筋肉が硬くなり、骨盤が思うように動いていないのです。

骨盤は体の中心にありますから、足からつながる筋肉であったり、背中の筋肉であったり、
お腹の筋肉が骨盤につきます。
特に骨盤のふちである、腸骨陵にはたくさんの筋肉がくっついています。

腸骨稜

アナトミーラインでも、多くのラインが骨盤を経由しています。

・スーパー・フィシャル・バックライン

スーパーフェイシャルバックライン

画像:医学書院 アナトミー・トレイン 第3版 より引用

・ラテラルライン

ラテラルライン

画像:医学書院 アナトミー・トレイン 第3版 より引用

・スパイラルライン

スパイラルライン

画像:医学書院 アナトミー・トレイン 第3版 より引用

この腸骨陵に付着する筋肉が硬くなってしまえば、骨盤の動きが制限されます。
制限されるといっても、まったく動かないわけではないので、普段の日常生活ではあまり実感しない程度の制限です。
でも、ほんとうはもっとよく動くはずなんですよ。
そんな骨盤が微妙に硬くなっているから、腰が痛くなったり、肩こりになったり、スポーツで思ったよりもパフォーマンスが上がらなかったりします。

だから、骨盤のコンディショニングを整えるのです。

腸骨陵をはがしてコンディショニングを整える

具体的にどうやるのかと言えば、
腸骨陵(骨盤のふちの部分)をスッキリさせていくんです。
筋肉は筋膜に覆われて骨につきます、筋肉の疲れは主に骨の付着部に溜まることが多く、ここが硬くなっていることが多い。
腸骨陵には、体幹の筋肉がいっぱいついています、これを私は「はがし」というテクニックをつかってケアしていきます。

腸骨陵にそって、指の爪をつかって骨盤から筋膜をカリカリとはがしていきます。そうすると特に痛いところがあります、そこが特に硬くなっているので念入りに剥がしていきます。

はがしたら動きを確かめていきます、すると、はがした部分がよく動くようになります。
これを繰り返していくと、骨盤がよく動くようになってきます。
骨盤がよく動くと、上半身と下半身が連動して動くようになるので、動きがスムーズで楽に感じます。

普段疲れているのが当たり前になっていると、それが普通だと思ってしまいますが。
ケアをして体が動くのを実感すると、「こんなに楽にスムーズに動くんだ」と体が認識します。
こういったケアを続けていくことが、良いコンディショニングを保つ秘訣だと思います。

最近は何かと疲れることが多いです。
体の疲れも放っておけば、気がつかないうちにどんどん溜まっていき、体が思ったよりも動かなくなっていきます。
日頃からケアを行い、程よいコンディショニングを保つことをお勧めします。特に骨盤は体の中心なので、ここをよくケアしておくと中心からよく動くようになり全身のパフォーマンスも程よい状態をキープできるでしょう。

 

たかなが整体院
〒360-0045 埼玉県熊谷市宮前町1-96-1
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