操体法

スポーツは全身を使えることが基本です!操体法で連動性を高めればスポーツも上手くなる!

2019年9月17日

オリンピックまで、一年を切りましたね。
私の地元の熊谷では、もうすぐラグビーのワールドカップも開催されます。

こうなってくるとスポーツが盛り上がってきますね。

スポーツをやったり、身体を動かしたくなる人が多くなるでしょう。
とてもいいことだと思います。

しかし普段、身体を動かしていない人が、急にスポーツを始めても、上手くはないですよね。
それもそのはずで、普段から身体を動かしていないと、身体機能が衰えるからです。
特に体幹のパワーが使えずに、手先、足先だけしか動かなくなっている。
これではスポーツをやっても思い通りにはいかないです。

運動は全身を使えることが基本なんです。
人間以外の動物、身近なところで犬や猫は、体の全身を使って動いています。
しかし、身体機能が衰えた人間は、全身が使えなくなっている。

全身を使えるようにするのが、操体法の一つの役割だと考えています。

橋本敬三先生の著書にこういう一節があります。

第一に運動系は、全系統的に、相関連動装置になっているということである。仰臥(仰向けで寝る姿勢)して、母趾(足の親指)を動かしてみるがよい。
何らの抵抗がなければ母趾のみが動くごとくである。しかるに、これに抵抗を与えて固定するがごとくにして、屈伸を試みるならば、いかがであろうか。力が入るにつれて、足首から腰、脊柱、手の指先、頸、顔面の筋肉まで、反対側すらも動いてくる。

誰にでもわかる操体法の医学 橋本敬三(著) 農山漁村文化協会 より引用

とあります。つまり足の親指を動かす力は全身に伝わり、頭の先までつながって動くということです。
操体法の「つま先上げ」はこの原理を利用して、身体の歪みであったり、アンバランスな部分であったり、肩こりや腰痛などの異常感覚を矯正していく手技です。
これはいうなれば、全身の連動性を高めていく作業でもあります。

普段から全身を使っていないと、やっぱり身体機能が衰えてしまって、スポーツがうまくできなかったり、疲れやすかったり、痛みなどの症状が出たりします。
だから、全身の連動性を高めたほうがいいですよね。

操体法をやって、全身がつながって動く感じを味わってみませんか!

当院では、全身の連動性を引き出す操体法の一つ「理学操体Iポジション」を行なっています。

Iポジションイラスト

 

たかなが整体院
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