姿勢

姿勢を良くするなら、背中のラインを活性化させる

2019年6月19日

人の姿勢は感覚で成り立っています。

まず自分がまっすぐ立っているか、それとも斜めになっているか、
それがわかるのは、耳の奥にある三半規管という感覚装置のおかげです。

三半規管以外にも、視覚や聴覚、肌の感覚、筋肉や関節に筋紡錘や腱紡錘などの、無数の感覚センサーを元に、人の姿勢は成り立っています。

感覚センサーは、よく使ってるところをより感じやすくなってきます。
例えば、ダンベルをもって、アームカールという上腕二頭筋を鍛えるトレーニングを行うと、上腕二頭筋がよく動くのを感じ取れます、それを繰り返すと、上腕二頭筋の感覚が増えて、筋肉も発達していきます。

ということは、感覚を磨いたところが、より活性化するということです。

姿勢の話に戻ると、最近は猫背で悩んでいる人が多くいます。
それは、なぜかというと、背中の感覚が低下しているからです。

背中にはバックラインという、人の姿勢を保つ為のラインがあります。

バックライン画像

このバックラインがしっかり機能していると、ビシッとした姿勢になるばかりでなく、楽なんですよ。
一時的に、姿勢を正そうとして、背中を反ってみても、そのときはいいけど、5分もたったら疲れちゃう、それはバックラインがうまく機能していないからです。
バックラインが機能していれば、姿勢を正そうと意識しなくても、普段から姿勢が良くなります。

バックラインの機能がなぜ低下するのかというと、背中は意識しづらいからです。
背中には手が届きにくい、肩こりや、肩甲骨の内側がこっていても、手が届きにくいから自分では、なかなかもみほぐせない、だからそのまま放っておいて、コリや疲れがたまり、そして意識も薄れていく。
その結果、バックラインの機能が低下し、姿勢が悪くなっていく。

私が行う整体は、背中へのアプローチが多いです。
肩甲骨であったり、背骨の周りであったり、そういった所を施術していきます。

Kポジション画像
すると、肩甲骨がよく動くようになったり、背骨がよく動くようになります、そのような感じを整体の中で感じ取っていただくと、だんだん感覚が活性化していきます。
すると、バックラインがより働くようになり、姿勢がよくなっていきます。

姿勢をよくするには、普段意識が薄れてしまいがちな背中側の感覚を取り戻すことです。
すなわちバックラインを活性化させることです。

ホームページ:熊谷市の整体「たかなが整体院」

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