姿勢

姿勢を良くする方法、それは足の裏の感覚を高めること

その人の姿勢であったり、体の動き方は、感覚情報を元に成り立っています。
とうぜん感覚情報が薄いところは、うまく感じられないので、動きも鈍くなる。

姿勢が悪いのは、身体全体の感覚が薄くなってきているからです。

いい姿勢になるために一番重要な感覚の場所は、足の裏です。

足のグーパー

足裏の感覚が薄なってくると、姿勢が悪くなる傾向があります。
なぜかといえば、立っている時に、身体の重心がいい場所に定まらず、結局アンバランスな立ち方になり姿勢が歪んていくのです。
身体の重心はお腹のあたりにあるのですが、それがちょうどいいところに収まると、身体の力が抜けて、楽に立てる、これがいい姿勢です。

歩く時も、重心の位置は微妙に動き続けます、常に最適な場所を探そうとする。
しかし足裏の刺激が少なくなると、重心をコントロールする能力が低下し、体が疲れやすく姿勢も悪くなる。

なぜなら、歩いた時の足裏の感覚情報を元に、筋肉や関節がうまく働き、重心の位置を保とうとするからです。
その足裏の感覚が鈍くなれば、筋肉や関節の調和もうまくいかず、重心のコントロールがうまくできなくなる。
一言で言えば、歩くのが下手ということです。

どんな人が足裏の感覚が鈍いかと言えば、現代人はほとんどの人が鈍くなっています。
なぜなら、舗装された道路の上を、クッション性の高い靴を履いて歩いているからです。

マサイ族をイメージしてみてください。
彼らは姿勢悪いですか?
そんなことないですよね。
すっと力を抜いて楽に立っています。実に良い姿勢ですね。
そして彼らの身体能力はずば抜けている。
なぜかと言えば足裏の感覚レベルが高いからです。
もちろん足裏だけではないと思いますが。

マサイ族は、舗装されていない大地の上を、裸足であったり、裸足同然のサンダルで生活している。
足裏の感覚は、現代の日本人に比べて圧倒的に高い。

姿勢を良くしたいなら、舗装されていない凸凹した大地の上を裸足で生活すれば、足裏感覚が強化されて、歩くための筋肉や関節の動きが鮮麗されて、重心の取り方がうまくなり、結果として姿勢は良くなります。

だからたまには裸足で歩くのがいいんですよ。

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