もうすぐ、マトリックスの新しい映画が公開されますね。
楽しみです、見に行こうと思います。
2021年もあと少しで終わり、もうすぐ2022年になります。
世界はますます混乱と混沌が渦巻く得体の知れない世界になりつつあります。
もはや何が本当で、何がうそなのか、よくわらかない世界になってきています。
最近はよく違和感を感じるようになりました。
テレビを見ていると、報道キャスターの作り笑いや、作った渋い顔、作った不安げな顔、に違和感を感じます。
彼らは心からそのような表情をしているのではなく、ニュースの内容によって顔を作っていると思います、
そこに違和感を感じます。
このまま違和感を感じつづけていると、黒いロングコートを着た男が現れて、赤いカプセルと青いカプセルどっちを飲むか選べと言われるかもしれません。
そういうえば、Facebookが社名を変えて、メタになりましたね。
毎回、Facebookのアプリを立ち上げるたび、一瞬だけ、from Meta と表示されます。
サブリミナル効果ですかね、ちょっとづつ刷り込ませようとしているのでしょうか。
メタといえばメタバースです。
仮想空間のことのようです。
マトリックス、メタバース、どうやら仮想空間の時代が迫って来ているようです。
現実社会はよくわからない状況ですから、仮想空間に入り浸るのもいいかもしれませんね。
VR技術もどんどん進歩していますし。
人間には五感があります、視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚です。
5つそれぞれ独自の感覚センサーがあり、そのセンサーで感知した情報を、脳が受けとり、
脳はそれらの感覚情報を統合することで、この世界を把握しています。
ならば、その5つの感覚に人工的に作り上げた情報を与えれば、人工的な世界をあたかも現実世界かのように脳は受け取るはずです。
聴覚:イヤホンやヘッドホン、これは昔からある。
視覚:VRゴーグル、すでにある
嗅覚:合成した匂いを発するマスクのようなもの? すでにあるのかわからないけど、技術的には作れそう。
味覚:合成された味を注入するチューブ的なもの? これもありそう。
触覚:肌感覚を再現する全身スーツみたいなやつ? 開発が進んでいると聞いたことがある。
このように五感すべての感覚を覆ってしまえば、よりリアルな仮想空間を体験できるはずです。
リアルな仮想空間に入ってしまえば、もうそこが現実だと錯覚してしまう。
宇宙に行くのよりも、仮想空間に行く方がお手軽だし。
仮想空間では、楽しい世界が待っているはずです。
おもわず声をあげて、はしゃいでしまうかもしれません。
もちろん仮想空間では、ゲームを楽しんだり、スポーツを楽しんだり、望む世界に行くことができます。
ファンタジーゲームの世界に入り、魔物と戦うのもいいかもしれませんね。
ですが、仮想空間は必ずしも安全は保証されていないかもしれません。
いや、仮想空間に入り込めていない、現実の身体の安全が保証されていないのです。
仮想空間で魔物に勝つことはできるが、現実にある机に勝つことはできないのです。
机に思いっきり腕をぶつけたら痛いんですよ。
たとえ5つの感覚を完璧に支配したとしても、痛みだけは支配しきれない。
そうです。
痛みだけが生々しい現実を思い知る感覚なのです。
視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚は、なんとか錯覚させることができても、痛みだけは錯覚ではない!
現実的に痛い。
それが痛みです。
私は理学操体という操体法を行う一人の施術家ですが、
操体法は痛みの感覚を大事に扱います。
操体法は「快」か「不快」かをききわけることを、とても重要視しています。
「快」は気持ちのいい感覚であり、自分が欲している感覚です。
「不快」は痛みや、痛みに近い感覚であったり、なんか嫌な感じがする感覚のことです。
「快」はなぜ「快」と感じるのか、それは「不快」があるからです。
言い方を変えれば、
痛みがあるから、痛くない状態のありがたさがわかるのです。
痛いのは嫌だけと、痛い時だけ生々しく現実を感じる瞬間でもあります。
人間に痛みが備わっているのは、この為なのかもしれませんね。
痛みとともに現実を噛み締めながら、生きてきたのが人間です。
どうやらまだ完全には仮想空間の中に安住することはできなさそうですね。
痛みを感じた瞬間に、生々しい現実世界に引き戻されてしまうのですから。
でも、それも時間の問題かもしれませんね。
いずれ痛みの感覚も完全に支配できるでしょう。
そうなれば安心して仮想空間の世界に住めますね。
今回使ったイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用できます。
ノーマルTシャツのバージョンもあります。
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熊谷市たかなが整体院