心理

動きが止まると不安になる。

2014年11月14日

エネルギーは使う為にあります。
仕事や運動などでエネルギーを消費し疲れても、
ご飯を食べて、一晩寝ると次の日にはエネルギーが回復します。

エネルギーを消費しないでいると、どうなるか。

肉体的には太ります。
精神的には不安になります。

仕事も遊びも、何もしないで、ご飯を食べて寝ていると、太ります。
これはその通りですが、
精神的に不安になるのはなぜでしょう。

フロイトは精神的なエネルギーを消費せずに鬱積させていくと、それが不安に変換されると説きました。
これはどうゆうことなのでしょうか。

確かに長期間何もしないでいると、不安になると思います。
将来の事とか不安になりますし。

精神的なエネルギーを使わず停滞すると、何かしたいような気があるんだけど、
どうしていいかわからない状態、なんだかモヤモヤしている感じになり、それが不安なんだと思います。

逆に何かに一生懸命取り組んでいる時は不安は感じません。

僕は動きを止めない事が不安を解消するのだと考えました。
整体院をオープンして、間もないのですが、(ちょうど今日でオープン1ヶ月になります。)
お客様はまだまだ少ないです。
誰もいない整体院の中で何もしないでいると、不安になります。
「このままお客様が来ないと、やべーなー」と不安になるのです。
そこで散歩に出かけて、近くの荒川に行きました。

arakawa01

川は勢いよく流れていました。
よく見ると水の流れがなく、停滞している所がありました。
水は流れると、勢いがつくのですが、
流れがないと停滞して澱みます。

この状態が精神的に停滞して不安になる事と重なりました。
何もしないでじっとしていると、
精神的エネルギーが鬱積し澱んでくるので不安になるんだと思うのです。
フロイトの説はおそらくそのような意味なのではないでしょうか。

何もしないでいると不安になるのなら、動けばいい。
特に散歩をするというのは、不安を解消するには効果があります。
歩くというのは肉体的なエネルギーも使いますし、
風景をみたり、風を感じたり、音や光を感じていると、考え方もポジティブになり、気分もよくなります。

物理的に動くと、川の流れの様に、エネルギーに流れが出てくるのです。
流れが出てくると不安は感じなくなってきます。

部屋でじっとして不安になっているのなら、とりあえず外に出て散歩をする。
そうするとエネルギーが流れ出し、勢いが出てくるはずです。

 

たかなが整体院
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