おそらく、子供時代によく使われていた、体の機能。
それは、バランス能力。
バランス能力は無意識の動きの中で、その機能を発揮します。
たとえば、平均台を渡るとき、両手でバランスをとりながら渡ると思いますが、
そのときにフラフラしながらも、なんとか態勢を保っている状態、これがバランス能力です。
(専門的には錐体外路系とも言います)
でもこの動きは無意識なので、自分の意識でコントロールするは難しいです。
こういう無意識でのバランスを取る能力は、赤ちゃん時代や、子供時代に鍛えられます。
子供は、不安定な所に立ってみたり、木登りや、ジャングルジムとか、
野山で駆けずり回ったりと、(最近は外で遊んでいる子供はあまりいませんが)
遊んでいるうちに鍛えられる能力です。
遊びの中や、いろんな動きをしているうちに、自然と鍛えられるバランス能力ですが、
大人になって、同じような生活パターンで、同じような体の部位しか使っていないと、
バランス能力は低下していきます。
例えば、高層ビルと高層ビルの間を渡した鉄骨の上を歩かなければいけない場合。
バランス能力が低下していたら、鉄骨から落ちて即死してしまいます。
やばいですね、ざわ・ざわ・・しますね(^ ^)
こういった無意識の動きで機能する、バランス能力を日頃から鍛えることで、
つまづいても転倒しなかったり、歪まない体になったり、またパワーが出る体にもなっていきます。
バランス能力を鍛えるには、バランスが取りづらい、不安定な所に身を投じることです。
かといって、さすがに最初から「鉄骨渡り」はきびしいので。
・片足で立つ
・バランスボールの上に座る
・バランスディスクの上に立つ
・ヨガをやってみる
・アスレチックのある施設で遊ぶ
・スケボーやスキー、スノーボードなどバランス感覚を鍛えられるスポーツをやってみる
など手頃に出来そうな物からチャレンジしてみてください。
また私の行う整体でも、あなたのバランス能力を引き出すお手伝いをさせていただきます。
たかなが整体院
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