トレーニング

体幹のパワーを使い、楽に体を動かす。

2015年2月7日

手だけの力、足だけの力、
は結構弱くて、すぐ疲れてしまいます。

腕を動かす筋肉も
脚を動かす筋肉も、
すべて体幹から始まっています。
大きくてパワーのある筋肉は体幹についているのです。

体幹は腕や脚を動かすパワーの源。
その体幹の中心軸となっているのが。
脊柱です。

例えばパンチを打つ場合、
手の力だけで打っても破壊力は少ない、
自分では力を込めて打っているつもりだがパンチ力は弱い。
体幹のパワーを使うと破壊力が増大します。

体幹のパワーを使うときに重要となってくるのが、
捻る動作、回旋運動です。

脊柱は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨尾骨が連なって構成されています。

頚椎、胸椎、腰椎は前後左右の運動と回旋運動が可能です。

脊柱の回旋運動が体幹のパワーを生み出すキーポイントになります。

体幹のパワーをうまく引き出せる人は、手足の力を使わなくても力が出せるので、
何をするににでも楽なのです。

パンチを打つときにも、体幹の回旋運動を使えば、腕がスッと出てくる。
一見楽にパンチを繰り出しているように見えるが、パンチ力は強いのです。

歩く時も、体を捻りながら歩いています。
体幹の回旋運動が上手く使えている人は、
楽に歩くことができるのです。

歩くと疲れるという人や、
動くとすぐ疲れてしまうという人は、
体幹の回旋運動が上手く使えなくなっている事が多い。

なぜ回旋運動が出来なくなっているかというと、背中が硬くなっているからです。

背中の筋肉は、同じ姿勢でずっといたり、
ストレスを感じたりするとすぐ硬くなってしまいます。
そのせいで肩こりや腰痛にもなります。

脊柱を深層部で支えて、回旋運動をしているのは多裂筋です。

多裂筋
多裂筋は脊柱の微妙な回旋運動と、
回旋運動を抑制し脊柱を安定させる機能があります。

この筋肉が硬くなると、
脊柱のスムーズな回旋運動が妨げられてしまいます。

そのため、体幹のパワーが上手く発揮されずに、
腕や脚の力を酷使することになり、
疲れやすい身体になるのです。

多裂筋はほとんど意識して動かす事が出来ないのですが、
柔軟性を保っていれば、
オートマチックに脊柱の回旋運動をコントロールしれくれる筋肉です。

多裂筋を含め、背中の筋肉をゆるめて柔軟な状態にしておけば、
体幹のパワーを十分に発揮することができます。

体幹の筋肉をゆるめて、回旋運動を高める体操。
腕の力を抜き、体を左右に捻ります。
体幹の筋肉がストレッチされ回旋運動がスムーズにできるようになります。

 体幹のエクササイズ

 

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