肩こりや頭痛に悩まされている人がとても多くいます。
その原因の一つになっているのが、うつむいている姿勢です。
スマホを見るときは、ほとんどの人が、首を曲げ頭を下げて目線を下に向けています。
頭が前方に倒れると、体の背中側の筋肉の緊張が高くなります。
背中側の筋筋膜の連鎖は、頭から足の指までつながっています。
画像:医学書院 アナトミー・トレイン 第3版 より引用
うつむいている姿勢が続くと、肩こりや頭痛だけでなく、背中や腰の筋肉の緊張も高まり、
痛みが生じることがあります。
発達の段階で、赤ちゃんはまず首を安定させることから始めます。
うつぶせに寝て、主に背中側の筋肉を使い、頭を持ち上げることが出来る。
これがいわゆる「首がすわる」です。
赤ちゃんはまず、頭を上にあげる力を獲得することで、視線を安定させることができます。
これで世界を見渡せるようになるのです。
ところがスマホを使うようになると、途端にみんな下を向くようになります。
小さな画面にみんなクギづけです。
下を向くことが習慣になってくると、筋肉や関節はそれが当たり前になってきてしまいます。
そして次第に猫背でうつむきがちな姿勢になってきてしまいます。
この姿勢を改善するには、もう一度、赤ちゃんのように頭を上にあげる力を獲得することです。
背中側の筋肉の緊張を取り除き、
身体の歪みを整えて胸を開くようにしてあげると、
ムリなく頭を上げることができるようになります。
姿勢が整ってくると全体的に身体も楽になってきます。
頭を上げで世界を見渡すと、気分的にも上向きになってきます。
たかなが整体院
〒360-0045 埼玉県熊谷市宮前町1-96-1
TEL:048-598-7670
○たかなが整体院ホームページ
○ご予約・お問い合わせ