五十肩や、肩の故障で痛みが出やすい場所が、肩の前面です。
力を入れた瞬間や、肩を動かそうとした瞬間に、
「ズキン」と肩前面に痛みを感じる、
これさえなければという痛みです。
でも、痛みを感じた場所を触ったり押したりしても、
さっきのような痛みを感じるわけではない。
あの痛みはどこから来ているか。
肩前面の痛みは、別の場所から送られてくる関連痛である可能性が高い。
その場所は、棘下筋といわれる、肩後面の筋肉です。
棘下筋は肩関節を支え、動きをコントロールしている、ローテーターカフの一つです。
棘下筋は長期間の肩こりや、肩甲骨間のコリを放置していると、
その影響を受けて固まってしまいます。
棘下筋が固まると、筋繊維が分厚いしこりのようになり、
そこを押すと、肩の前面に痛みを放出します、
この分厚いしこりがトリガーポイントなのです。
棘下筋のトリガーポイントは触知しやすい場所にあるので、
見つけるのは簡単なのですが、圧迫するとかなり痛いです。
しかしこのトリガーポイントを処理すれば、
肩前面の痛みも軽減してきます。
五十肩や、肩関節の不具合を治療していくには、
肩こりや肩甲骨周り、背中の筋肉、などを施術して、
肩の動きを妨げない環境にしていく事が重要です。
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