筋肉

腰痛を予防する筋肉、腹横筋を目覚めさせる。

2015年3月9日

腹圧が低下してくると。
腰椎の安定性が低下してきます。

その影響で、
椎間板や、椎間関節、仙腸関節、
さらに靭帯や深部で腰椎を支えている多裂筋などに負荷がかかり、
腰痛の原因となります。

例えば重いものを持ち上げる時には、
腹筋が緊張して、腹圧が上がります。
お腹全体の圧力が高くなって、
腰椎を支える力が増します。

この働きをする腹筋が腹横筋です。
腹横筋は4層ある腹筋群の最深部にあり、
意識的にお腹を凹ます時に動くのが腹横筋です。

腹圧

腰痛の方は、腹横筋を意識し使えるようにすることで。
腰椎にかかる負担を減らして、痛みを軽減することができます。

腹横筋は深層部にあるインナーマッスルなので、
鍛えて筋肉を大きくするというよりは、

常に作動できる状態にしコンディションと整えておく。
というイメージの方がいいでしょう。

腹横筋のトレーニング方法

座位で、息を吐きながらゆっくりとお腹を凹ませていく、
イメージとしてはお腹の前だけではなく、
わき腹も背中側も、お腹周り全体が細まっていくイメージ。
実際に動作を行うと、
ベルトやズボンに隙間ができます。
この動作を、10回繰り返します。

腹圧トレーニング

 

仰向けになり、膝を立てます。
手をお腹に当てて、
座位の時のように、ゆっくり息を吐きながら、お腹全体を凹ませていきます。
この動作を10回繰り返します。

腹圧トレーニング

腹横筋は意識して動かしていくことで、
本来の機能を目覚めさせることができます。

腹横筋が強くなれば、
常に適度な腹圧を保ってくれるようになる、
そうすれば、ぽっこりしたお腹も凹み、
お腹全体が引き締まります。

たかなが整体院
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