腹圧が低下してくると。
腰椎の安定性が低下してきます。
その影響で、
椎間板や、椎間関節、仙腸関節、
さらに靭帯や深部で腰椎を支えている多裂筋などに負荷がかかり、
腰痛の原因となります。
例えば重いものを持ち上げる時には、
腹筋が緊張して、腹圧が上がります。
お腹全体の圧力が高くなって、
腰椎を支える力が増します。
この働きをする腹筋が腹横筋です。
腹横筋は4層ある腹筋群の最深部にあり、
意識的にお腹を凹ます時に動くのが腹横筋です。
腰痛の方は、腹横筋を意識し使えるようにすることで。
腰椎にかかる負担を減らして、痛みを軽減することができます。
腹横筋は深層部にあるインナーマッスルなので、
鍛えて筋肉を大きくするというよりは、
常に作動できる状態にしコンディションと整えておく。
というイメージの方がいいでしょう。
腹横筋のトレーニング方法
座位で、息を吐きながらゆっくりとお腹を凹ませていく、
イメージとしてはお腹の前だけではなく、
わき腹も背中側も、お腹周り全体が細まっていくイメージ。
実際に動作を行うと、
ベルトやズボンに隙間ができます。
この動作を、10回繰り返します。
仰向けになり、膝を立てます。
手をお腹に当てて、
座位の時のように、ゆっくり息を吐きながら、お腹全体を凹ませていきます。
この動作を10回繰り返します。
腹横筋は意識して動かしていくことで、
本来の機能を目覚めさせることができます。
腹横筋が強くなれば、
常に適度な腹圧を保ってくれるようになる、
そうすれば、ぽっこりしたお腹も凹み、
お腹全体が引き締まります。
たかなが整体院
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