四十肩・五十肩

ローテーターカフの負担を減らして、五十肩、肩の痛みを改善する。

2015年1月23日

ローテーターカフ(回旋筋腱板)
は、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、
から成り、肩関節の安定性と精密な動きをコントロールしています。

ローテーターカフ

 

ローテーターカフに負担が掛かり、弱体化すると、肩の痛みや五十肩の原因となります。

ローテーターカフのそれほど大きな筋肉ではないので、
腕の重さを支えるのは不向き。
本来腕の重さを支えるのは、僧帽筋、三角筋、大胸筋などの大きな筋肉が支えています。

 

僧帽筋、三角筋

 大胸筋

しかし僧帽筋は肩こりの筋肉として有名だし、
三角筋や大胸筋も同じく、日常生活や仕事で疲弊しやすい筋肉です。
これらの大きい筋肉が腕を支えられなくなると、
ローテーターカフに腕の重さがのし掛かります。

特に僧帽筋や三角筋が極度に疲弊すると、
肩を下げているのが苦痛になってきます。

肩を下げているというのは、
何も力を入れずにただ重力にまかせて、
腕をぶら下げている状態です。

僧帽筋や三角筋にまったく力が無い場合は、
腕の重さがもろに肩関節、とローテーターカフにかかってきます。
それが苦痛に感じるのです。

そのような人はどうするかというと、
腕を頭の上に乗せるのです、

腕の重さを頭で支えることで、
肩関節とローテーターカフに掛かる負担が無くなり、
楽に感じるのです。

この状態はなんと言うと思いますか?

そう、
これを、
「お手上げ」
というのです。

強烈な肩こりと筋肉の疲労により自分の腕を支えられなくなっているので、
気力も少ないし、
もうどうしていいかわからない状態です。
まさに、お手上げです。

ここまでの状態になったら、
自分の力で回復するのはなかなか大変です。

僕の行う整体では、まず大きい筋肉のをゆるめて、
次にローテーターカフの状態を改善して、
そして肩甲骨と肩関節の調整をしていきます。

筋肉と関節の状態が改善されてくれば、
「お手上げ」状態も回復します。

 

こちらの記事も参考にしてください。
ゼロポジション、肩が安定する位置、五十肩、四十肩の施術にも有効。

 

たかなが整体院
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