頭痛

頭痛

頭痛について

頭が痛い!!
何もする気になれない!!
この痛みさえなければ!!

頭が痛いのは辛いものです。

なんでこんなに頭が痛くなるのか、
筋肉などの緊張による緊張性頭痛が結構多いです。

現代社会の環境が、緊張性頭痛を増やしているのかもしれないですね。

緊張性頭痛になりやすい姿勢

うつむき気味で、何かをすることが多いですね。
パソコンをする時も、本を読む時も、料理をする時も、スマホでゲームする時も、
そういう時は、腕から胸にかけての筋肉がちぢこまり、前かがみの姿勢になって、頭が前に垂れてくる。
このままだと顔が下を向いてしまうので前が見えない、そのためアゴを突き出して顔を上げて前を見る。
背中が丸まり、頭が前に出ている、あまり良いとは言えない姿勢になってきます。
こうなってくると当然、頭の後ろにつく筋肉は頭の重さを支えようと、つねに緊張し肩こりや首コリになってきます。

・目の疲れも、頭痛に関係してくる
近くにあるものを見続けていると、とうぜん眼も疲れてくる、
眼の疲れは後頭部の深部にある後頭下筋群を緊張させ、頭を締め付けるような感じを出してくる。

・頭が前に出ている前屈姿勢、
・肩こり、
・眼の疲れ、
・慢性疲労、
・ストレス、
・その他もろもろ、
いろんなことが複合的に合わさって、緊張性頭痛が発生してくるのだと考えれます。

こういった頭痛を解消するには、まずは姿勢を整える事ですね。
前かがみの姿勢を解放し、頭の後ろの緊張をゆるめる、
その時に大事なポイントは、上半身だけでなく、下半身も含めて全体的に整えて行くことです。

病気からくる頭痛

・くも膜下出血
・脳梗塞
・脳腫瘍
・感染症(髄膜炎)
・脳動脈解離

など病気に関係してる頭痛があるので、頭痛がある人はまずは病院で検査してください。

前屈姿勢を整える

背中が丸まり、頭が前に出てアゴが出ている、前屈姿勢。
いかにも「肩こりで頭も痛いです」と言わんばかりのこの姿勢。


これを解放してスッキリした姿勢になりたいですよね!
そのためには身体の前側にある筋・筋膜ラインを解放していきます。

・足のつま先
足のつま先を持ち上げる筋肉と腱、これが意外と、機能低下している事が多いです。
ここの反応を改善して行くと、つま先が上がりやすくなります。
つまさきが上がりやすくなると、身体の前側のにあるラインの緊張感もやわらいできます。

・鎖骨の下
ここは前屈姿勢や猫背の人は、筋肉がコリ固まって、押すと痛みが出やすいところです、
ここを解放して行くと、胸が開きやすくなってくる。

・大胸筋、小胸筋
腕で作業するときは、ここの筋肉を大いに使う、そして凝り固まると、肩が前方に引っ張られて、背中が丸くなる。ここを解放すると胸が開いてきて、一生懸命に背中を反らさなくても、自然と胸を張れる姿勢になってきます。

背中側を整えて、緊張をゆるめていく

背中側と言っても、肩こりを感じやすい肩甲骨の内側だけではありません。
背中側も、全部つながっているので、足からやっていきます。
ふくらはぎから、足裏にかけて、疲れが溜まっている人がほとんどで、
ここの緊張が高まると、弓の弦で押される矢のように、かかとの骨である踵骨が前方に押され、
その他の骨や組織も前方に押し出され、足のアライメントが乱れてきます。
これを整えて行くと、背中側の緊張がゆるんできます。

・後頭部につく筋肉
スマホやパソコンを長時間、見ているとやっぱり眼が疲れてきます、
眼が疲れてくると、頭の後ろに疲れてくる感じることがあると思います。
ここには頭半棘筋や、後頭下筋群といった筋肉があって、緊張して疲れが溜まってくると、頭痛を引き起こす要因になります。

とくに後頭下筋群には、筋肉の張力を感知する「筋紡錘」というセンサーが多く存在しています。
これにより、頭がどういう位置関係にあるか常にモニターしています。

後頭下筋群の緊張により、その他の脊柱の筋肉は追従して協調運動を行う傾向にあります、
頭を下に向ければ背中も丸くなり、上を向けば体が反るのもそのためです。

後頭下筋群の緊張を解放することで、頭の位置がちょうどいい感じになり、
それに追従し背中の緊張も抜けてくるので、自然と楽な姿勢になってきます。

歪みを整えて、頭の位置が本来のあるべきところに収まるようにしていくこと。
これが緊張性頭痛も緩和するポイントです。

肩こりや首コリも筋肉が頑張り過ぎたせいです。
身体が楽だと思える姿勢になってくると、筋肉や関節への無駄な負担が減ってくるので、結果として頭痛もなくなってくるはずです。

いつも最後までお読みいただきありがとうございます!

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