ストレッチ ・セルフケア

前後屈の準備運動。自宅にいる時に体を整えるなら体操。動かしている部位の意味をイメージすると良い。

新型コロナウイルスの影響で、不要な外出をしない人が増えています。
自宅で過ごす時間が多くなる事でしょう。

テレビをつければ、ずっと新型コロナウイルス関連の番組が流れています。
それを見続けていると、より不安になってしまいます。

外出自粛と不安により、ずっと自宅に籠っているのも、あまり健康的ではない気がします。

家の中でも体を動かす事で、気分も変わり、体の調子も上がってくると思います。
家の中で体を動かす代表的な運動が体操です!!

今回は基本的な体操である、前屈、後屈をご紹介します。

前後屈のやり方

前屈ストレッチ

前屈は、腰を曲げるのではなく、股関節から曲げていきます。股の付け根から体が折り曲がるようなイメージです。首の力は抜いて、頭がだらんと下がって首が気持ちよく伸びる様に行う。
お尻や、脚の裏側も気持ちよく伸びているのを感じとってください。
膝はピンと伸ばす必要はありません、少し曲げておくぐらいがちょうどいいでしょう。

体操は体の柔軟性を競うものではありません。だから前屈で手がどれだけ床に届くかを、がんばってやる必要はありません。
がんばらずに気持ち良さを感じるのが体操です。

後屈ストレッチ

後屈は、まず、ゆっくりと上体を起こしていきます。そのときに腰の骨から、背骨が一個ずつ順番に起き上がるように、じわじわと体を起こしていきます。
その後、ゆっくりと上を向きながら、体を後ろに傾けていきます。
前屈と同じ様に無理をする必要はなく、気持ち良さを感じる所まで傾けてください。

呼吸は止めずに、深呼吸を行いながら、行ってください。
回数は3〜5回。

体操は、体の機能をちゃんと使える様にするための準備です。
固まった体を、適度に動かして、本来の関節可動域や筋肉のパワーを使えるようにする行為。

そして動かす部位とその部位の役割をイメージする事で、体操の効果はより深いものになります。

前屈、後屈は筋肉をストレッチする意味もありますが。
私は、背骨の体操であると考えています。
背骨は体を支える中心であり、背骨の内部には脊髄がある。
脊髄は脳と同じ中枢神経に分類されいます。
その脊髄から神経が枝分かれして背骨を出ると末梢神経となる、そして体の機能をコントロールする。
交感神経、副交感神経の自律神経も脊髄から出て、体の自律機能をコントロールしている。

ただ漠然と、前屈、後屈して体を動かすだけより、
背骨の意味、脊髄の役割、をイメージしながら、前屈、後屈すると、体操の効果も変わってきます。

なんの為にやるのか、意味を考えながらやる事で、より深い効果が得られます。

前屈、後屈をすることで生命エネルギーが活性化するようなイメージを持ちながらやると、いいと思います。

 

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熊谷市「たかなが整体院」

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