トリガーポイント

トリガーポイントと姿勢。

2017年6月9日

体は痛いところがあると、そこをかばう様な姿勢になります。

例えばお腹が痛い時は、お腹をかばうように丸まります。

痛みがあると基本的には、そこを縮めようとします。

お腹が痛いのは病院に行って治れば、丸まった姿勢も元どおりになるのですが。

例えば肩こりで、首や肩がなんとなく痛いという状況が続くと、その部分を縮めようとする傾向も続いて、だんだんと姿勢が歪んできます。

この場合、女性であると首を痛みがある方へ傾けて、首をかしげるような格好になることが多く、男性だと、痛みがある方を首の方へ引き上げることが多く、左右の肩の高さが変わってきます。

このように痛みによって体が歪んでくるので、痛みの元となっているものを解消していけば、歪みも整ってきます。

筋肉は疲れが溜まってくるとコリ固まるのですが、そのコリの中でも特に固まってしまっている部分の事をトリガーポイントと言います。

トリガーポイントは筋の繊維が固まっていて、毛細血管から血液が行き渡りにくくなっています。そのせいで酸欠状態になり、痛みが発生するのです。

トリガーポイントをうまく見つけ出し、ゆるめていけば、そこにまた血流が再開し、そこの筋肉がまた元気になってくれば、痛みは無くなってきます。

痛みが無くなってくれば、もう縮んでかばう必要も無くなるので、姿勢も戻ってきます。

肩こりの場合、僧帽筋にトリガーポイントがあることが多いので、僧帽筋を自分の手でつかんで、親指と、人差し指か中指で、筋肉をつまみながら硬くなっているところを探します。

コリコリしてて、つまむと痛みがでるならそれがトリガーポイントです。

あまりグイグイやってしまうと、筋肉を痛めてしまうことがあるので、気持ちのいいぐらいの力加減で、「ああ~ゆるんできたな~」と感じながら、トリガーポイントを処置してみてください。

たかなが整体院
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