私が施術を行うとき、足指の施術をよくやります。
特に親指の第一中足骨です。
セルフケアを行う場合はこちらの記事をお読みください。
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骨膜は全身を包んでいる。第一中足骨セルフケアのやり方。
目次骨に関する言葉骨膜は全身を包んでいる第一中足骨のセルフケア最後に 骨に関する言葉 骨に関する言葉って結構ありますよね。 たとえば骨のある ...
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この足の第一中足骨の施術を行うと、足指がよく動くようになります。
それだけでなく、首も動きにも変化が出てきます。
このことにクライエント様は驚かれることも多いです。
なぜ?足を施術しただけなのに首も動くようになるのか。と。
なぜかと言えば、身体はつながっているからです。
筋膜ラインだったり、骨膜のつながりなど、足と首もつながっていることを説明したりするのですが。
それでも足をやって首の動きが変わることに、あまり納得していない方もいます。
足と首は離れているから、影響はあまりないはずだ、と考えている方も多いです。
離れていると言っても、めちゃくちゃ距離が離れているわけではありません。
距離で言えば、北海道と沖縄ぐらい離れていれば影響はないのでしょうか?
いくら離れていても、何らかの影響はあるんです。
例えば私は冬になると、スノーボードをするのですが。
冬になると群馬の山や、新潟などに雪が降ります。
この雪はどこからやってくるのかと言えば、日本海の海水が雲になって、それが山にぶつかると雪が降ってきます。
なぜ、海水が雲になるのかというと、冬型の西高東低の気圧配置になると、シベリアからすごく冷たい寒気が流れてきます。
シベリア寒気に比べると日本海は暖かいですから、海水が蒸発して寒気に吸収されて雲になる。
その雲が日本海側や群馬の山に雪を降らすのです。
西高東低の気圧配置のように、気圧に高低差があると、大気は気圧が高い所から低い所に流れます、それで風が吹きます。
だから風が吹くのも、その場だけで吹いているわけではなく、地球全体の環境が影響していることになります。
このように考えると、今起きている現象は、決してその場だけで起きているわけではないのです。
首が痛いから、首だけ〜とか、
腰が痛いから、腰だけ〜とか、
ではなく、全体を俯瞰して捉える視点も必要になります。
地球規模でも、互いに影響しあって変化が起こるのですから。
自分の身体の中で変化が起こるのは、当たり前ですよね。
身体は足の先から頭の先まで、全部つながっているのですから。
だから、足の親指が動けは、首も動くなんてのは、地球規模から見れば、それはなんの不思議もないごく当たり前のことですよ。
だって全部自分の身体なんだから。
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熊谷市たかなが整体院