みんな知っている当たり前の健康法
今回の新型コロナは慢性疾患をもっていると重症化しやすいようです。
糖尿病、高血圧、心血管疾患などが慢性疾患、または生活習慣病と言われています。
現在、新型コロナは感染者数も減ってきて、落ち着いてきている感じもありますが。
秋から冬にかけて第2波、第3波もあるだろう、と言われています。
やっぱり日頃の健康づくりが大事であり、今回のコロナショックはそれをより意識するきっかけになったと思います。
慢性疾患を予防し、健康を身につけていく事が大事です。
私が持っている公衆衛生学の教科書にはこう書かれていました。
これらの疾病は生活病あるいは習慣病であり、その予防のためには、新生児期から食生活や生活環境・運動・喫煙・飲食などに対する適切な対応、すなわち生活管理が重要である。これをライフスタイルの適正化ということもある。
(衛生学・公衆衛生学 南江堂)
こうすれば健康になる、っていう知識は、みんな知っていると思うんですよね。
・生活環境は、ある程度快適で衛生的な住居に暮らして、職場や家庭内などのストレスも減らす。
・食生活は、暴飲暴食をやめて、腹八分目ぐらいで、アルコールも飲みすぎない。
・タバコはやめる。
・適度な運動をする。
・睡眠もしっかりとる。
だいたいこのような事を習慣づけて行えば、健康になれるんじゃないでしょうか。
これはみんな知っている当たり前の健康法ですよね。
でもなかなか実践できなかった。
しかしそうも言ってられない、これからは当たり前の健康法を実践して、自分の身体の面倒は自分で見る時代です。
第2波、第3波もくるかもしれないので、今から備えるために健康への意識も高めていきましょう。
ますは日頃の疲れを自分でケアできるようになってみてはいかがでしょうか。
手首のセルフケアのやり方(伸筋支帯)
まずは検査を行います。
手首を図の様に動かして、動き具合を確かめてください。
次に伸筋支帯をケアしていきます。
手首の甲側には、指につながる腱を押さえるための伸筋支帯があります。
この伸筋支帯を、指の爪をつかってケアしていきます。
腱が走っているライン沿ってに爪を動かしていくのがポイントです。
再び検査して、手首の動き具合を確かめてください。
手の疲れをとると、肩こりも楽になる。
このご時世、ストレスを減らそうと思ってもなかなか減らないし、感染症に伴う新しい生活スタイルに変化させるのもストレスになる。
ストレスがかかると、無意識に手や肩に力が入り緊張してしまいます。
今回ご紹介した伸筋支帯は、普段はまず触らない場所だと思います。
しかし、実際にケアしてみると痛みがあったりします。
伸筋支帯はちょうど手首が動く場所であり、パソコン操作をする時は固めて使っている場所です。
だから日頃の疲れが溜まりやすい場所です。
それをケアして取り除くと、手指がよく動く様になります。
また手をケアする事で、アームラインを伝って肩や背中、首の緊張も和らいできます。
バック・アームライン
自分で自分の身体をケアして、疲れやストレスを1ミリでも取る努力が当たり前の健康法につながってくると思います。