長時間歩いても疲れない身体にする。骨で歩く。

2016年5月17日

体を動かすときに筋肉を意識すると、大きくて動かしやすい筋肉に意識が向いてしまいます。
とくに歩く時は大腿四頭筋などに意識が向き、長時間歩くと脚がパンパンになってしまう、という現象が起きます。

体のイメージを変えることで、無駄な筋力を使わなくなり、省エネで体を動かせるようになってきます。
これが骨で歩くということ。

骨で歩く

骨で歩くイメージ

体を動かす!と考えると、どうしても「筋肉」というイメージになりやすいです。
実際に体を動かすのは筋肉なので、このイメージは正しいのですが、筋肉は意識すればするほどより活発に働こうとします。

ウエイトトレーニングをする時には、鍛えるべき筋肉を意識することで、より効果的に鍛えることができるのですが。
長時間歩く時などは、筋肉を意識していると、筋肉が頑張るのはいいのですが、その分すぐ疲れてしまいます。

だから疲れないように歩くには、なるべく筋肉を意識しないようにすることです。

そのためにはイメージを切り替えていきます。

体を動かす時には、骨が動く!というイメージに変えていきます。
実際に筋肉は骨を動かすためにあり、骨が動くことが、関節運動ですし。

歩く時に、まず骨格をイメージします。
そして脚の骨(大腿骨)が前に出るとイメージします。

これだけです。

毎回歩くたびに、骨で動くというイメージをしていると、そのイメージがだんだん体に定着していきます。

 

骨で動くイメージが定着すると、筋力の出力が減ってくる

イメージが、筋肉から骨に変わってくると、筋肉の出力が必要最低限に近づいてきます。
実際に歩く時は、エネルギーを多く使う大腿四頭筋から、インナーマッスルである腸腰筋が使えるようになってきます。

現代人はこの腸腰筋が使えきれていなくて、大腿四頭筋などを酷使して、すぐ疲れてしまったり腰が痛くなったりする人が多いです。

腸腰筋は、脚を前に出す根源的な筋肉で、骨を動かすというイメージを持った方が働きやすい筋肉だと思います。

 

腸腰筋

スポーツをする時も、筋肉で動くというイメージは、本来必要のない筋肉まで緊張しやすいし、そのぶんエネルギーを消費してしまい、すぐバテてしまいがちですが。
骨で動く、というイメージだと、無駄な筋力は使わずに、必要最低限の筋力でスムーズに動くことができると思います。

骨で動くイメージを身につけることで、省エネになり、今までと比べて疲れにくくなるはずです。

 

たかなが整体院
〒360-0045 埼玉県熊谷市宮前町1-96-1
TEL:048-598-7670
ホームページ:熊谷市の整体「たかなが整体院」

-