体を動かすときに筋肉を意識すると、大きくて動かしやすい筋肉に意識が向いてしまいます。
とくに歩く時は大腿四頭筋などに意識が向き、長時間歩くと脚がパンパンになってしまう、という現象が起きます。
体のイメージを変えることで、無駄な筋力を使わなくなり、省エネで体を動かせるようになってきます。
これが骨で歩くということ。
骨で歩くイメージ
体を動かす!と考えると、どうしても「筋肉」というイメージになりやすいです。
実際に体を動かすのは筋肉なので、このイメージは正しいのですが、筋肉は意識すればするほどより活発に働こうとします。
ウエイトトレーニングをする時には、鍛えるべき筋肉を意識することで、より効果的に鍛えることができるのですが。
長時間歩く時などは、筋肉を意識していると、筋肉が頑張るのはいいのですが、その分すぐ疲れてしまいます。
だから疲れないように歩くには、なるべく筋肉を意識しないようにすることです。
そのためにはイメージを切り替えていきます。
体を動かす時には、骨が動く!というイメージに変えていきます。
実際に筋肉は骨を動かすためにあり、骨が動くことが、関節運動ですし。
歩く時に、まず骨格をイメージします。
そして脚の骨(大腿骨)が前に出るとイメージします。
これだけです。
毎回歩くたびに、骨で動くというイメージをしていると、そのイメージがだんだん体に定着していきます。
骨で動くイメージが定着すると、筋力の出力が減ってくる
イメージが、筋肉から骨に変わってくると、筋肉の出力が必要最低限に近づいてきます。
実際に歩く時は、エネルギーを多く使う大腿四頭筋から、インナーマッスルである腸腰筋が使えるようになってきます。
現代人はこの腸腰筋が使えきれていなくて、大腿四頭筋などを酷使して、すぐ疲れてしまったり腰が痛くなったりする人が多いです。
腸腰筋は、脚を前に出す根源的な筋肉で、骨を動かすというイメージを持った方が働きやすい筋肉だと思います。
スポーツをする時も、筋肉で動くというイメージは、本来必要のない筋肉まで緊張しやすいし、そのぶんエネルギーを消費してしまい、すぐバテてしまいがちですが。
骨で動く、というイメージだと、無駄な筋力は使わずに、必要最低限の筋力でスムーズに動くことができると思います。
骨で動くイメージを身につけることで、省エネになり、今までと比べて疲れにくくなるはずです。
たかなが整体院
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