去年の春頃は、娘がまだ赤ちゃんだったので、
僕がおんぶをして毎朝仕事に行く前に、近所を散歩していた。
日差しの強い日は、
ゴルフ場で使うような銀色の日傘を買って、
娘に日が当たり過ぎないようにさして歩いていた。
とてもいい運動になっていたし、
歩いていて気持ちもよかった、
しばらく歩いていると、
(時間にして30分ぐらい)
娘が寝てしまい、家に戻っていた。
夏頃から娘が歩くようになって、
おんぶを嫌がった、
自分の足で歩きたいようなのだ、
それからは朝の散歩は妻がやることになり、
娘と一緒に近所を散歩してる。
それからは僕は歩くことが少なくなった、
最近では、自転車によく乗っているが、
歩く事と自転車に乗る事は、身体の使い方が違う。
自転車は歩くことに比べて、股関節を大きく動かす、
股関節や太ももの筋肉がよく動く。
それはそれでいいのだが、
歩く事と自転車に乗る事で大きく違うのは、
足の裏をよく使うか、使わないかだと思う。
自転車では足の裏はペダルに接しているだけだけど、
歩く事は、足の裏全体をつかっている、
足裏への刺激は歩く方が圧倒的に上だ。
人間は二本足で立つ動物だから、
足の裏の刺激ってのはすごく大事。
足の裏の感覚がしっかりしていると、
しっかり立っている、という実感がある。
でも足裏の感覚が鈍いと、
立っているという感覚も鈍くなってくる、
そうするとなんだかフワフワした感じになってくる。
僕自身も歩くことが少なくなってくると、
無性に歩きたくなる時がある、
ある意味生理的な欲求なのかもしれない、
自分のペースでただ歩くというだけで、
気持ちも落ち着いてくるし、
不安感もなくなってくる、
リズミカルな運動をするとセロトニンが出て、
その作用で不安感がなくなると言われているが、
どうもそれだけではないと思う。
やっぱり自分の足でしっかり立って、
歩くということに意味があるのだと思う。
最近、娘は歩くというより、
テッテッテッテッテッと、
常に小走りしている、
自ら妻の手を引っ張って、
外に散歩に行ってしまう。
自分の足で何処へでも行けるという自信がついてきているようだ。
たかなが整体院
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