心理

怪我の記憶を清算する。

2014年12月10日

怪我をした箇所には様々な観念や感情、思いで、
といった記憶が刻まれてる。

例えば学生時代のスポーツで膝の靭帯を怪我した場合。
「痛かった」
「包帯で固定していてうごかせなかった」
「全治一ヶ月と言われてショックだった」
「早く直したい」
「練習に遅れをとってしまった」
「レギュラーを外された」
「試合に出れなかった」
「なんで怪我をしてしまったのか」
「悲しかった」
「悔しかった」
「母親が優しくしてくれた」
「リハビリが大変だった」
「動きがスムーズにいかなかった」
など、など、
これだけの観念、思いで、感情が記憶として怪我した場所に詰め込まれている。

この記憶が強ければ強いほど、
後々様々なシーンで痛みの記憶が再生される。
例えば包帯を巻いている人を見たときに、
昔、膝を怪我して包帯巻いていたな、痛かったな〜と
意識で思い浮かぶ場合もあれば、
無意識で想起される場合もある、
それが古傷の痛みやうずきとなって現れる。

怪我した当時にはなかなか言えなくて心にしまっておいた、
さまざまな思いや感情がたくさんあり、
無意識はそういう思いと痛みを結びつけてしまう。

当時の怪我についての一連の出来事を、
詳細に話していくと、
痛みに結びついた思い出を放出することができる。

そして昔怪我した所はもう治っているから痛くない、
「大丈夫だ!」ということを新たに認識すれば、
古傷の痛みやうずきは感じなくなってくる。

 

たかなが整体院
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