怪我をした箇所には様々な観念や感情、思いで、
といった記憶が刻まれてる。
例えば学生時代のスポーツで膝の靭帯を怪我した場合。
「痛かった」
「包帯で固定していてうごかせなかった」
「全治一ヶ月と言われてショックだった」
「早く直したい」
「練習に遅れをとってしまった」
「レギュラーを外された」
「試合に出れなかった」
「なんで怪我をしてしまったのか」
「悲しかった」
「悔しかった」
「母親が優しくしてくれた」
「リハビリが大変だった」
「動きがスムーズにいかなかった」
など、など、
これだけの観念、思いで、感情が記憶として怪我した場所に詰め込まれている。
この記憶が強ければ強いほど、
後々様々なシーンで痛みの記憶が再生される。
例えば包帯を巻いている人を見たときに、
昔、膝を怪我して包帯巻いていたな、痛かったな〜と
意識で思い浮かぶ場合もあれば、
無意識で想起される場合もある、
それが古傷の痛みやうずきとなって現れる。
怪我した当時にはなかなか言えなくて心にしまっておいた、
さまざまな思いや感情がたくさんあり、
無意識はそういう思いと痛みを結びつけてしまう。
当時の怪我についての一連の出来事を、
詳細に話していくと、
痛みに結びついた思い出を放出することができる。
そして昔怪我した所はもう治っているから痛くない、
「大丈夫だ!」ということを新たに認識すれば、
古傷の痛みやうずきは感じなくなってくる。
たかなが整体院
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