筋肉

気をつけなくても、転倒しない身体にする。前脛骨筋。

2015年1月20日

つま先が上がらなければ、段差につまずいて、転んでしまう。
その時に、足首をひねって捻挫したり、
手をついて骨折してしまう、可能性がある。
そうなると厄介だ。

つまずかないように気をつけて歩けばいいのか?
いやいや、普段歩いている時にそんな事を気にして歩いている人はいない。

人間の体は、特につまずかないように気をつけなくても、
つまずかないようになっているのです。
人体に備わっている、センサーや感覚器で、地面の凹凸や障害物を、
オートマティックに感知し、特に気をつけなくても、なんなく対処する事ができる。

しかし、筋肉の機能が低下し、
地面に段差があるのを感知していても、筋肉の動きが悪いために、
つまずいて転んでしまうことがある。

つまずかないように気をつけなくてもいいというのは、
筋肉がしっかりと機能しているというのが前提なのです。

例えば足を怪我していて、ギプスで固定している場合などは、
筋肉は通常通りに動かせていないので、段差には気をつけなければいけない。

疲労困憊時や病気で体力がないときも、筋肉は通常通りに動いていないので、
やはり段差には気をつける必要がある。

怪我や病気もしていない、体力もあるというときに。
段差につまずいてしまう人は、
自分が思っているよりも、つま先が上がっていないのです。

つま先を上げる最大の筋肉は、前脛骨筋です。

前脛骨筋

この筋肉が疲労し硬くなっていると、
足を背屈する機能が弱くなります。
それで段差につまずきやすくなるのです。

前脛骨筋は、
立ち仕事や、
普段あまり運動しない人は、
硬くなりやすい筋肉です。

この筋肉は、自分の手でマッサージする事ができます。
指で触って硬いところをほぐしてください。
前脛骨筋を日頃からケアしておけば、
気をつけなくても、つまずかないようになってきます。

 

たかなが整体院
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