つま先が上がらなければ、段差につまずいて、転んでしまう。
その時に、足首をひねって捻挫したり、
手をついて骨折してしまう、可能性がある。
そうなると厄介だ。
つまずかないように気をつけて歩けばいいのか?
いやいや、普段歩いている時にそんな事を気にして歩いている人はいない。
人間の体は、特につまずかないように気をつけなくても、
つまずかないようになっているのです。
人体に備わっている、センサーや感覚器で、地面の凹凸や障害物を、
オートマティックに感知し、特に気をつけなくても、なんなく対処する事ができる。
しかし、筋肉の機能が低下し、
地面に段差があるのを感知していても、筋肉の動きが悪いために、
つまずいて転んでしまうことがある。
つまずかないように気をつけなくてもいいというのは、
筋肉がしっかりと機能しているというのが前提なのです。
例えば足を怪我していて、ギプスで固定している場合などは、
筋肉は通常通りに動かせていないので、段差には気をつけなければいけない。
疲労困憊時や病気で体力がないときも、筋肉は通常通りに動いていないので、
やはり段差には気をつける必要がある。
怪我や病気もしていない、体力もあるというときに。
段差につまずいてしまう人は、
自分が思っているよりも、つま先が上がっていないのです。
つま先を上げる最大の筋肉は、前脛骨筋です。
この筋肉が疲労し硬くなっていると、
足を背屈する機能が弱くなります。
それで段差につまずきやすくなるのです。
前脛骨筋は、
立ち仕事や、
普段あまり運動しない人は、
硬くなりやすい筋肉です。
この筋肉は、自分の手でマッサージする事ができます。
指で触って硬いところをほぐしてください。
前脛骨筋を日頃からケアしておけば、
気をつけなくても、つまずかないようになってきます。
たかなが整体院
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