筋肉

もっとも肉離れを起こしやすいのはハムストリングス、対処法。

2014年11月17日

ハムストリングスが肉離れを起こしやすい理由。

肉離れとは、自分の筋力によって筋繊維の断裂や筋膜が損傷する障害。

もっとも頻繁に肉離れが生じる筋肉はハムストリングス、次いで大腿四頭筋、腓腹筋の順です。
急激なダッシュやジャンプの際に生じることが多い。

肉離れを起こしやすい筋肉の特徴は二関節筋であるという事です。
二関節筋は二つの関節をまたいで付着し、二つの関節を同時に動かす筋肉。
その為、筋肉も大きくて長く、筋力も強い。

ウオーミングアップ不足や、筋肉が硬くなった状態、
拮抗筋に対する筋力のアンバランス、によって肉離れを起こしやすい。

特にハムストリングスの拮抗筋である、大腿四頭筋は筋力が強く、
ハムストリングスに柔軟性がないと大腿四頭筋が急激に収縮した時に肉離れを起こしやすい。

サッカーでボールを蹴った時や急激なダッシュは大腿四頭筋を強く収縮させる。
ハムストリングスをよくストレッチしておけば肉離れを防ぐことが出来る。

椅子に座る姿勢はハムストリングスが短縮している状態、
デスクワークなどで椅子に座る姿勢が長いと、ハムストリングスが短縮して固まってしまう。
この状態で急に運動をすると、筋肉を損傷しやすい。
運動をする前に入念にストレッチすることをお勧めします。

 

ストレッチの仕方。

呼吸は止めずに深く呼吸をしながら、ゆっくりと筋肉を伸ばしていきます。
筋肉が伸びきったなという感じがするところで、10秒〜20秒静止します、
筋肉がジワジワ伸びていくのを実感してください。

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肉離れを起こしてしまったら。

RISEの法則で応急処置をしましょう。
Rest:安静
Icing:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上
まず安静にし氷嚢やアイスバッグなどで患部を冷やす、
包帯やサポーターなどで患部を圧迫して、心臓より高い位置に挙上することで
炎症や痛みを軽減する事が出来る。

 

たかなが整体院
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