トレーニング

体力がないとスノーボードは楽しくない!私がやっている持久力トレーニング。

なにもしないと体力は衰える

だいぶ寒くなってきました、もうすぐ冬です、冬といえばスノーボードの季節です!
私はスノーボードが好きで、毎シーズン雪山にいって滑っています。
スノーボードは楽しいです。

ですが、体力がないとスノーボードは楽しくありません!

最近それを、すごく痛感しています。

私がスノーボードを始めたのは26歳の時で、あの頃は一日中滑っていても、滑り足りないぐらいでした。
実際に、朝一から群馬県にあるオグナほたかスキー場で滑り始め、リフトが終わる時間まで滑った後に、まだ滑れると思い、そのままノルン水上スキー場のナイターで滑る。というようなこともやったことがあります。

しかし、それも昔の話、今では私も40代になり、とても一日滑った後にナイターまで行くなんてことはできません。
とくに昨シーズンは、なにもトレーニングしないまま、スキー場に滑りに行って、あまりの体力のなさにびっくりしました。

昨シーズンの1回目は、ノルン水上スキー場に行ったのですが、最初の1本でもう太ももが限界に近い状態になってしまいました。
せっかくスキー場まで来たのに、ちょっとだけ滑って帰るのももったいないので、ひたすら休憩をしながら、なんとか12本を滑りました。
滑っていて楽しかったのは最初の2〜3本で、あとはリフト券がもったいないからとにかく滑ろうという気持ちで、パワーが切れて脚に力が入らないにもかかわらず、無理やり滑っていました。
スキー場にいるのに、滑っている時間よりも休憩時間が長いし、力が入らないのに無理やり滑るという行為は、もはや苦行でしかない。

体力がないと、スキー場に行っても全然楽しくないということを痛感しました。

だから体力をつけるしかない!!
ということで今年は夏ぐらいから体力をつけるトレーニングを行っています。

 

持久力(スタミナ)をつけるトレーニング

体力といってもざっくりしているので、私がスキー場で楽しむために必要なのは、持久力です、俗にいうスタミナのことですね。

持久力は、そのスポーツをするときに必要とされる強度の運動を長時間続ける能力のことです。
持久力は、呼吸器系(酸素を摂取する能力)と、循環器系(血流により酸素と栄養を運ぶ能力)と、筋肉の代謝能力(酸素と栄養を使いエネルギーを作り出す能力)によって決まります。
これらを鍛えるトレーニングを行えば持久力がアップする!

一般的な持久力トレーニングはジョギング、水泳、自転車、などの有酸素運動です。
強度としては、少し息が上がるぐらいの強度で行うのがいいです。

散歩のような、息が上がらないトレーニングでは、あまり持久力をアップする効果はないとされています、しかし速いペースで1時間ぐらい歩くと持久力をアップすることも可能です。

筋肉の持久力に的をしぼって行なう筋持久力トレーニングには、低負荷で高回数行なう筋トレがあります。

私が行っている持久力トレーニング

毛細血管を意識するジョギング

ゆっくりめのジョギングです、心拍数的には110-100ぐらいで、時間的には15分〜30分ぐらい(その日の気分で時間は変動する)を週5回行っています。
ジョギング中には「血流が全身をめぐり循環が良くなり、毛細血管が発達する」とイメージしながら行っています。

一般人とアスリートの違いの一つに、毛細血管の発達具合があります。
アスリートの筋肉には毛細血管が多く、それだけ酸素と栄養素を送り届ける能力が高いです。
だからパワー、スピード、スタミナ、精密な動き、が一般人とは全く違うのです。
なかなかアスリートのような身体になるのは大変で難しいですが、一般人でもトレーニングを続けていくと、毛細血管は発達していくので、「毛細血管が発達する」とイメージして行えば効果も変わってくるはずです。

 

低負荷高回数スクワット

10KGのダンベルを持ってのスクワット20〜30回、2〜10セット。(その日の気分で回数、セット数は変動する)を週2回。
スノーボードは脚力勝負です。瞬間的なパワーよりも、コースを上から下まで滑り切る筋持久力が必要です。
そのためには高重量のウエイトよりも、低重量で高回数やったほうがいいと判断しました。
それに高重量のウエイトはジムに行かなければできませんが、10KGのダンベルなら家でもできる!

 

スノーボードの基本姿勢をしながらイメージトレーニング

スノーボードの基本姿勢は、ただボードの上に突っ立っているだけではありません。
ちゃんと基本姿勢があるのです、私は主にカービングでスノーボードを楽しんでいるので、カービングをする時の基本姿勢をインストラクターの先生に教わりました。
カービングをする時の基本姿勢は、後ろ足の股関節を深く曲げて、上半身が前のめりにならないように骨盤と背中を反らし、後ろ足に重心を乗せていきます。

スノーボード基本姿勢
(スノーボード基本姿勢)

この姿勢は、かなりきつい姿勢です。ずっとこの姿勢でいるだけで、脚部が鍛えられるほどです。
この姿勢を行いながら、前足でボードを操作し、後ろ足でボードを踏み込んでいく動作を行い、カービングしているイメージをしていきます。
実際に身体を動かしながら、カービングのイメージをすることで、神経系も強化されていきます。これを何度も繰り返し行うことで、スノーボードで使う筋持久力を高めることができます。
さらに、左右逆にして同じことを行い、左右の筋力のバランスが乱れないようにもしています。

持久力をつけるのに一番大事なことは、続けることです。
3日だけジョギングしても、持久力はつきません。
3ヶ月以上はやらないと目に見えた効果は出てこないので、粘り強くがんばっていきましょう。

昨シーズンはなにもトレーニングをやっていなかったのに対し、今年は確実にパワーアップしている感覚があります。

あとはスキー場に雪が降るのを待つばかりですね!

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