肩こり

肩こり

肩こりにならないライフスタイル!と現実

・程よい運動を行う。
・バランスのとれた食事をとる。
・仕事、家事、育児、学業、その他の活動などは、明るく楽しく元気に行う。
・質の高い睡眠をきっちりとる。
・不安や不満、ストレスなどはすぐに解消し、人間関係も良好。

これらのことがすべて実践できたら、みんな健康でハッピーですね。
肩こりにはならないでしょう。

理想のライフスタイルは確かにあると思います。ブログや本でもたくさん紹介されています。
でもそれをすべて実践できている人はいるのでしょうか、いたとしてもごくわずかだと思います。

みんないろんなことを抱えているので、なかなか理想通りにはならない、
だから肩が凝るんです。

こうだったらいいのにな〜という理想通りにならないと、
イライラしてきて、身体は緊張します。
それが続くと、身体が歪み、姿勢が乱れてくる。
姿勢が乱れてくると骨格での支持力が低下してくるので、筋力によって体を支えようとし、
筋肉が疲弊し、凝り固まって、不快感や痛みを発生させる。

首や肩に症状が出やすい人は、肩こりや頭痛として現れ、
腰や脚に症状が出やすい人は、腰痛や坐骨神経痛として現れる。

整体の役目は、身体の歪みを整え、楽な姿勢にしていくこと、
そうすると筋肉の緊張が抜けてきて、身体が軽く感じられます。

身体が楽になってくると、「もういっちょがんばってみるか!」とやる気も出てきます。
その気力によって理想に近づくことができるでしょう。

理想に向かって走り続けている時こそが一番幸せなのかもしれませんね。

整体はあなたが理想に近づくためのお手伝いなんだと思います。

肩甲骨につく筋肉による肩こり

僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、などが凝り固まってくると。
肩こりになります。

肩こりの原因となる筋肉はほとんどが肩甲骨にくっついています。

肩こりを解消するには肩甲骨の柔軟性が必要です。

肩甲骨は腕を動かすために存在する骨なので、腕をあまり動かしていないと、
肩甲骨周辺の筋肉が固まってしまい、肩甲骨の動きが鈍くなってしまいます。

肩甲骨の上部と内側つく僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、は頚椎から胸椎にも付着しており、
これらの筋肉が硬くなれば、頚椎と胸椎が固まり、可動域が狭くなります、
このことがさらに肩こりをよりひどくさせる原因になるのです。

肩こりを解消するには、肩甲骨につく筋肉をゆるめて、肩甲骨の柔軟性を取りすことです。

猫背からの肩こり

肩こりの方は肩甲骨の内側にコリ感を感じている人が多くいます。
実際に肩甲骨の内側を触ってみると、筋肉がバリバリに硬くなっています。
なぜ、肩甲骨の内側が凝り固まってしまうのか?

それは、肩が前方に入り込み、背中が丸くなり、猫背のような姿勢になっているからです。

そのため、背中の筋肉が緊張し、肩こり、頭痛、背部痛になると考えられます。

デスクワークや日常生活では、大胸筋などの、体の前側についている筋肉を使う割合が多く。
放っておくと、体の前側につく筋肉に引っ張られて、肩が前に入ってきてしまいます。
それで猫背になり、背中や肩こりになるのです。

これを解消するにキーポイントとなるのは、鎖骨と小胸筋です。

鎖骨は肩甲骨と体幹をつなぐ、唯一の骨で、鎖骨の動きが悪くなると、同時に肩甲骨も動きが悪くなります。

小胸筋は肋骨と肩甲骨をつないでおり、これが硬くなってくると、肩甲骨が前方に引きつけられ、
肩が前に入ってくる原因になります。

鎖骨と小胸筋を調整することで、胸が開き、姿勢が良くなってきます。
そうすると背中にかかる負荷が減ってくるので、自然と肩こり、頭痛、背部痛が楽になってきます。

パソコンやスマホなど腕の疲れから肩こり

今はパソコンがあればどこでも仕事ができる時代です。
逆にパソコンがなければ仕事ができない時代でもあります。
どんな業種でもパソコンは必須アイテムですよね。
あとスマホも皆んな持ってます。

パソコンもスマホもやり続けると、肩が凝ります。
目が疲れて、腕が疲れて、姿勢もあまり良いとは言えない、そんな状態が続けば肩こりになっても仕方ないですね。

肩が凝る場所は、首の付け根あたりや肩甲骨の内側が多いですね。
そこには僧帽筋や菱形筋といった筋肉があります。
なぜここらへんが凝るかというと、腕からの疲れが影響していることが多いです。
原因はやっぱりパソコンやスマホです。
キーボードを叩く時は腕を固定しています。
本来腕を動かすための筋肉が、固定に使われているのです。
筋肉は長い間同じ状態を維持すると、血流が悪くなり、疲労物質が溜まります、それで疲れが溜まり、筋肉が凝り固まるのです。
腕にはアームラインという筋筋膜ラインがあって、パソコンやスマホを操作する時間が長い人は、このアームラインに疲れが溜まっています。


画像:医学書院 アナトミー・トレイン 第3版 より引用

アームラインをよく見ると、指の先から首までつながっており、肩こりを感じやすい僧帽筋と菱形筋が含まれています。
肩こりを改善するには、指の先から首までつながっているアームラインの疲れをとっていくことです。

自律神経の乱れによる、肩こり

自律神経は内臓器官をコントロールしている神経です。
ストレス、寝不足、疲労の蓄積など様々な要因によって自律神経のバランスは崩れてきます。
それにより胃や腸などの消化器系の機能が低下すると、消化不良や胃もたれ、便秘などの症状を引き起こします。

みなさん、お腹の調子が悪い時はどんなカッコをしますか。
背筋をピンと張るでしょうか、
イヤイヤ、お腹をかばうように身体を丸くするはずです。
お腹の調子がよくない時は、無意識的にお腹をかばうように丸くなっています。
この姿勢が肩や首の負担となり肩こりなります。
さらに胃もたれや便秘などはお腹に余分な重荷を抱えているので、この重さが肩にかかり、肩こりになります。

現代社会はストレスや不安が渦巻いており、副交感神経にダメージを与え、
交感神経が優位になりがち、これで自律神経のバランスが乱れ心と身体の不調を招きます。

ストレスを発散し、リラックスできる時間と空間が必要です。
好きなこと楽しいことを思う存分やることが大事です。
他の誰より自分のことを大切にしましょう。

そうすることで自律神経は安定してきます。肩こりも楽になるでしょう。

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