腰の中心には腰椎があります。
腰椎は全部で５つあるのですが、
腰痛の人は腰椎がガチガチに固まって、
一本の硬い木の幹のようになっている。
柔軟性もあまりないので、動きも少ない。
腰椎をガチガチに固めてしまう正体は、
腰多裂筋です。
この筋肉は腰を反らせる為の筋肉ですが、
役割はそれだけではなくて、
５つある腰椎の可動性を保つのが本来の役割だと考えられています。
腰椎は５つありますから、
それぞれが独立して動く必要があります、
身体を動かすとき、
腰椎が一つずつ柔軟に動くようにしていく役割が腰多裂筋にあると考えられています。
しかし腰痛の人は腰多裂筋の機能が抑えられて、硬くなってしまっているので、
腰椎を柔軟に動かす役割ができなくなっているのです。
腰多裂筋を治療していけば、腰に柔軟性と、安定性が回復してきます。
ですが腰多裂筋が硬くなってしまった背景には、
それ以外の腰の筋肉と、骨盤周り、脚の筋肉と、
関節に余裕がなくなっている現状があります。
それらを含めて、ゆるめていき骨格を整え本来の機能を回復していくと、
腰痛は楽になってきます。
たかなが整体院
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