トレーニング

高強度のトレーニングは必要か。

2015年6月9日

週に2〜3日、ウォーキングやジョギングなど気持ちいいぐらいの強度で行うと、
体力が向上し持久力も上がります。

でも気持ちいいぐらいの強度の運動だけだと、
体力の向上には限界があります。

気持ちいぐらいの強度はトレーニングレベルは、
低強度トレーニングです。

低強度トレーニングだと、
現在の体力を維持する事と、
常に体を動かせる状態を維持する事はできますが、
もっと体力をUPさせたい場合は、
高強度のトレーニングが必要になります。

高強度のトレーニングは、体を変化させるトレーニングです。
心肺機能を高める。
筋肉の量を増やす。
細胞内のミトコンドリアの量を増やす。
など、

これらは低強度のトレーニングではなかなかアップしません。

例えば心肺機能をアップさせたいときに、
20分〜30分の散歩をする程度だと心肺機能はアップはしない。

運動不足の人が散歩を続けて、随分歩けるようになったな〜と感じたりするのは、
心肺機能がアップしたからではなく、もともと持っていた心肺機能を使えるようにしただけです。
運動不足で眠らせておいた心肺機能を使えるようにしただけ。

心肺機能を高めるなら、きついと感じるぐらいの速さで走る事が必要になります。
きついと感じるぐらいの強度は最大心拍数の80%ぐらいの強さになります。

最大心拍数の計算は、「220−年齢」で計算できます。
僕の場合は、220−38=182、最大心拍数182、で100%になります。
80%の強度は心拍数145になります。
心拍数145をキープして走りこみをすると、
高強度トレーニングになり心肺機能がアップする計算になります。

やってはいませんがかなりきついと思います。

 

やってみるか?

いやでも、

きつそうだし、

それに今とくに心肺機能をあげなければいけない理由なんてないし、

今はやめておこう。

 

高強度トレーニングをやるのであれば、
明確な目標が必要、
例えばスポーツの試合で勝つとか、
ライバルに勝つとか、
囚われた姫を救出するようなハードなミッションを遂行しなければいけない時、など。

それに高強度トレーニングをするための基礎体力が必要です。

ですから、運動不足を解消したいと思っている方だったら、
低強度トレーニングの20分〜30分の散歩がいいと思います。
それで十分体力を維持する事ができます。

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