感覚

収まるべきところに収まる。全身に張り巡らされたセンサーが関節の位置情報を感知している。

2014年11月25日

全身に張り巡らされたセンサーが、
身体がどのような状態になっているのか知らせてくれる。

部屋を真っ暗にした状態でも、自分が立っているのか、座っているのか、寝ているのかわかるし、どんな体勢をとっているかはおおよそ把握する事ができる。

それが可能なのは、関節がいまどうなっているかを感知するセンサーがONになっているからだ。

おもなセンサーを紹介します。

・ルニフィ小体
関節では位置や、関節に加わる圧力、動き方、動きの速度、などを感知している。

・筋紡錘
筋肉の中にある感覚器、筋肉の詳細な動きを感知している。

・ゴルジ腱器官
関節に無理な力が加わり、正常な可動域を超えて動こうとするときや、関節が曲がってはいけない方向に曲がろうとするときにその情報を感知する。

・自由神経終末
自由神経終末はさまざまな刺激に反応し、位置感にも重要な役割を果たしている。

 

これらのセンサーが関節の状態を感知している。

ということは関節が歪むと、その情報をセンサーが感知する。
それが違和感の正体だ。

関節が歪む原因となっているのが筋肉だ。
筋肉が凝り固まると、短縮し、関節を構成している骨を引っ張る。
骨が微妙に本来あるべきところから、筋肉に引っ張られてズラされる。
これにより、なんだか収まりが悪い感じがするのだ。

デスクワークはだんだんと腰と背中が丸くなってくるので、筋肉の疲労とともに、関節の位置も微妙にズレてくるので、コリ感と違和感を感じる。
そして関節が歪むと身体の重量をしっかり支える事ができなくなるので、重さも感じる。

僕が行う筋整体では、関節の歪みの原因となっている、筋肉のコリを取り除きバランスを整える。
そうするとズラされた骨があるべきところに収まり、関節の歪みが解消される。

骨盤の歪みはクッションなどを使って正しい位置に調節して、
しばらくそのままにしておくだけでセンサーが働いて関節が本来の位置に戻る。

関節が歪むと違和感を感じ、
きっちり収まればスッキリする。

全身に張り巡らされたセンサーは、ベストな状態をちゃんと知っているのだ。
ストレッチやヨガ、体操などを行えば、歪んだ関節も、
だんだんと収まるべきところに収まってくる。

 

たかなが整体院
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