感覚

腰だけでなく、つながりを考える。

2017年1月13日

腰痛の人は、とうぜん腰に痛みがあるわけですが。
いきなり腰だけが痛くなるのでしょうか、
腰が痛くなる前に、別の部位にも疲労が蓄積しているはずです。
その疲労のせいで股関節の可動域が狭くなったり、骨盤が固まったり、
体の動きがにぶくなったりして、体の耐久度の限界を超えたときに、腰に痛みが出てくるのです。
このような腰痛の方が多くいます。

腰の上には肋骨がある胸部があり、下には骨盤があります。
腰の骨性の支持は腰椎だけで、胸部や骨盤に比べると弱いと言えます。
それを補うように腰には腹筋群などの筋肉によって支えられています。

筋肉は単独で動くことはなく、様々な筋肉とともに協調して動きます、
これによって効率の良い、滑らかな動きが可能となるのです。
しかし疲労が溜まってくると、筋肉の協調性が低下してきて、体の動きが鈍くなったり、重く感じます。
体全体のつながりが、うまくいっていない状態です。
特に腰は下半身の力を上半身に伝える要所となるので、ここで力の伝達がうまくいっていないと、腰が痛くなりやすいです。

仕事や日常生活で、腰だけを集中的に使っている、という人はいません。
体は足の指から頭のてっぺんまで全部つながっています、
歩くときも足の親指で地面を踏ん張った力が、体全体を前へ押し進めてくれます。
体のつながりを意識して強化していくと、筋肉の協調性が回復してきて、腰痛も改善してきます。

たかなが整体院
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