健康

人だけが長時間歩くことができる。骨盤を安定させて姿勢を良くする筋肉。

2016年6月7日

長時間、二足歩行で歩けるには人だけです。
それを可能にしているのが、骨盤の構造と股関節を支える筋肉です。

人に近いチンパンジーも二足歩行が可能ですが、チンパンジーが歩くときは両脚を大きく開き、
お笑いコントの酔っ払いのようにフラフラと歩きます、上半身は安定せず左右に揺れながらの歩行になります。
人が歩くときは上半身を左右に揺らさずに歩くことができます。
チンパンジーの骨盤は縦に長いが、人の骨盤は長さが短く、横幅があり、股関節は横についています。
この構造の違いにより、人は片足立ちで立ったときに上半身の傾きを中臀筋と小臀筋で安定させることができます。

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人が歩行するとき、片方の足を地面についている時はもう片方の足は宙に浮いています、
つまり左右交互に片足立ちをしているのです。
中臀筋と小臀筋が働くことで人は上半身を揺らさずに歩くことができるのです。

試しに片足立ちになって骨盤の横を触ってみてください、筋肉が硬くなっているのがわかると思います。
そこが中臀筋であり、その深層部に小臀筋があります。

運動不足であったり、長時間同じ姿勢が続くと、中臀筋と小臀筋は硬くなります。
そうなると骨盤を支える力が弱くなり、腰と背中が丸くなって姿勢が悪くなります。
ある意味で姿勢がチンパンジーに近づきます。
硬くなった中臀筋と小臀筋を緩めて、運動をして強化すれば、
骨盤が安定し上半身がすっと伸びて姿勢が良くなります。

長時間の二足歩行ができるのは人だけです。
さあ、立ち上がって歩こう!

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