まっすぐに立っているときは、股関節は靭帯によって安定します。
これは股関節は伸展すると靭帯が大腿骨頭を寛骨臼に締め付け安定する構造になっているからです。
しかし屈曲位では靭帯が緩んでいる状態になり股関節の安定性は筋肉に依存するようになります。
プロメテウス解剖学アトラスより
ですから股関節を曲げた時に痛いなどの症状がある場合は筋肉に問題がある事があるのです。
股関節を支える筋肉で特に重要なのは、中臀筋と小臀筋です。
この二つの筋肉は、体を動かす時に股関節を安定させる筋肉です。
この筋肉が良い状態だと、股関節は柔軟かつ安定するのです。
しかし、運動不足だと、この筋肉は弱体化し硬くなってしまいます。
特にデスクワークが長時間続くと、臀筋群が硬くなります。
そうなると股関節を動かした時に違和感を感じたり、坐骨神経痛のような痛みが出る事もあります。
股関節に問題がある場合は、中臀筋、小臀筋と向き合う必要があります。
たかなが整体院
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