肩こり

眼が疲れると肩こりになる理由。

2016年5月14日

眼にはレンズのような働きをする水晶体があり、
近くを見るときは、毛様体筋が収縮し水晶体を厚くさせてピントを合わせます。
遠くをみるときは、毛様体筋が弛緩し水晶体を薄くさせてピントを合わせます。

mouyoutaikin01

図 南江堂 生理学より

パソコンやスマホなど近くをずっと見続けていると、毛様体筋が疲労します、
そして一部だけを見続ける事により眼球を動かす筋肉も疲労し、眼精疲労になります。

それでも近くを見続けようとすると、今度は頭が前に出てきます。
眼の筋肉でピントを合わせるに疲れているので、頭の位置を前にだしてピントを合わせようとするのです。

頭が前に出てくると、その重さを支えるために首や肩、背中の筋肉が凝り固まってきます。
こうして肩こりになるのです。

近くを見続けたら、遠くを見るようにしましょう。
遠くを見ると毛様体筋が弛緩し、筋肉の緊張が抜けてきます。
眼の筋肉の緊張がとれてくると疲れも取れてくるので、近くのピントも合わせやすくなり、
不必要に頭が前に出なくなってきます。頭が前に出ないようになれば、
首や肩にかかる負担が減少するので肩こりが楽になってきます。

たかなが整体院
〒360-0045 埼玉県熊谷市宮前町1-96-1
TEL:048-598-7670
ホームページ:熊谷市の整体「たかなが整体院」

-肩こり