肩こり

「理想の自分」と「現実の自分」の間でズレが生じると肩こりになる。

2016年1月30日

こんなはずじゃなかった、
今頃は大金持ちになって、
高級外車を乗り回し、
夜な夜なパーティーを開き、
週末は自家用ジェットで南国に飛び、バカンスを過ごす。

しかし現実は、どうだ、働けど働けど、お金は貯まらず、
ディーラーでもらった車のパンフレットを眺めるばかり・・・

こうなるはずだった、「理想の自分」と、
いま現在の「現実の自分」は、なんかズレてる。

違う、本当はこうじゃないんだ、
理想の自分はこうなんだ。
と改めて、理想の自分を思い浮かべて、
なんとか現実をごまかし、
理想の自分に成りきってみるけど、
やっぱり何かが違う。

 

感情には源泉がある、
まだどんな感情にも分化していない、
真っさらな感情、それが心に存在していて、
その感情の源泉にキーワードが到達すると、
喜・怒・哀・楽、さまざまな感情に変化する。

「理想の自分」と「現実の自分」にズレを感じると、
「違う」というキーワードが生み出される。
それが感情の源泉に到達すると、
真っさらな感情が変化し
「怒り」の感情に変化する。

違う、本来の自分はこうじゃない、
違う、違うんだ。
そう感じれば感じるほと、感情の源泉から、
怒りがどんどん湧き出してくる。

その怒りは身体を支配し、
全身の筋肉を緊張させる。

特に背中と肩は、怒りによく反応する、
怒りを感じると歯を食いしばり、
背中と肩に力が入り攻撃態勢が整う。

しかしこの場合だれを攻撃するんだ、
怒りを感じているのは、他の誰でもなく自分自身じゃないのか、
理想どおりにならない現実の自分に怒りを感じているんだ。
かといって自分自身を殴るわけにもいかず、
感じた怒りは不完全燃焼に終わる。

こうした怒りの残渣が、
背中と肩に蓄積しコリと化す。
そして、頑固な肩こりや、頭痛、めまい、
または腰痛に悩まされるようになる。

どうすれば怒りを感じなくてすむのだろうか、
「理想の自分」と「現実の自分」のズレを無くせばいいのだけれど、
それが出来たら、だれも苦労しない。

ズレている部分がなんなのか、よく考えて、
少しづつズレを修正していけば、
やがて「理想の自分」にたどり着けるはず。

一歩ずつ理想に近づいていると、充実感があるから、怒りは感じない。
焦らず、少しづつ理想にむけて努力をするのが賢明な手段だろう。

もしくは、完全に「理想の自分」をあきらめて、
「現実の自分」をまるごと受け入れるしかない。

たかなが整体院
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