日記

熱中症の症状、熱けいれん。

2015年6月8日

暑い場所で運動をして、多量に発汗したときに、水だけを補給すると、
熱けいれんを起こす場合があります。

原因は筋肉の収縮に必要な塩分が不足して、筋肉がけいれんを起こしてしまうのです。

汗をかくと塩分などの電解質も失います。
特に多量に発汗したときは、塩分の再吸収機構がうまく働かず、
血液の塩分濃度(0.9%)に近い高濃度の汗を排出してしまいます。

この状態で水だけを飲むと血液の塩分濃度が薄まってしまうので、
これ以上血液の塩分濃度を下げないために体は水を受け付けなくなります。
喉の渇きがなくなり、塩分濃度を上げるため体内の水を尿として排出してしまいます。
これを自発的脱水と呼びます。

暑い場所で運動をして、ふくらはぎがつる時は熱けいれんを起こしている可能性があります。

塩分を含んだ飲料(0.9%の食塩水やスポーツドリンクなど)を摂取すると、けいれんが治まります。

・0.9%の食塩水の作り方
1ℓの水に9gの食塩を加えて混ぜる。

多量に汗をかいたときは、真水ではく、0.9%の食塩水、スポーツドリンク、麦茶などを補給しましょう。

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熱中症と汗と水分と熊谷市。

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