前腕には橈骨と尺骨があり、回旋します。
そのおかげでドアノブを回して扉の向こう側に行くことが出来るのです。
肘を直角に曲げて、手の甲が上にある場合180度回旋し手のひらを上にする事ができます。
手のひらを上にする時が回外で、
手の甲を上にする時が回内という動作です。
この動きは、手を使う場合とっても重要な動作です。
回外、回内が制限されると、
日常生活が不便になります。
僕はその昔、スノーボードで転倒し、手をついて腕の骨を骨折したことがあります。
橈骨遠位端骨折、コーレス骨折と呼ばれ比較的よくある骨折です。
ギプスでがっちり固定され、
腕の回旋、回外と回内ができなくなりました。
骨折したのは左だったのですが、
僕は右手で字を書き、左手でお箸を使う両利きなので、
お箸を使ってご飯を食べることもできなくなり、
トイレのドアノブを回すこともできないので、
「これじゃ、トイレに入れないじゃないか!!」
って焦りましたが、お漏らしする前に右手で回して入りました。
とにかく前腕の回外と回内が制限されると、
手を使うことがかなり不便になります。
骨折が治り、リハビリをして元どおりに動くようになって、
回外と回内の大事さを改めて認識しました。
回外、回内の動きは筋肉が行ってます、
回外は上腕二頭筋、腕橈骨筋、回外筋、長母指外転筋。
回内は腕橈骨筋、円回内筋、方形回内筋。
が行っっています、これらの筋肉は日常生活でかなり使用頻度が高く、
疲れもたまっていることが多いです。
これらの筋肉の疲れを取ることで、
回外と回内がスムーズに行うことができ、
腕が軽く感じます。
また肘の痛みで有名な、テニス肘は
直接の原因となっているのは、伸筋群ですが、
回外筋も疲労して硬くなっている事が多く、
回外と回内に関わっている筋肉も合わせて治療を行うことで、
テニス肘の炎症や痛みを軽減させることができます。
たかなが整体院
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