四十肩・五十肩

弱い肩よりも強い肩の方がいい。ローテーターカフとアウターマッスル。

2015年3月21日

野球、テニス、ゴルフ、バレー、卓球、などは腕を振るスポーツです。
腕を振るスポーツは肩関節の強さが求められます。

肩関節の強さは、筋力が強ければいいというわけではなく、
ローテーターカフとアウターマッスルのバランスがいい事が、強い肩関節なのです。

ローテーターカフは、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋、から構成され、
肩関節の安定性と微妙な動きをコントロールしています。

ローテーターカフ

アウターマッスルは三角筋、広背筋、大胸筋などがあり、
肩関節を大きく力強く動かす役割があります。

ローテーターカフは肩関節の大きな動きに対し、ブレーキをかける役割をしています。
なぜかというとブレーキをかけなければ、肩が抜けてしまったり関節が損傷してまうからです。
ローテーターカフは運動中に肩の安定性を保つ役割があるのです。

筋力トレーニングでは主にアウターマッスルが鍛えられ、
スポーツの練習でもアウターマッスルを使って動く動作が多く、
アウターマッスルの強さに、ローテーターカフが負けてしまえば、肩は故障してしまいます。

ローテーターカフを鍛えればいいのか?という疑問が生じますが、
それは結構難しいのです。
専門的なトレーナーをつけてトレーニングすれば可能ですが、
一人でやる場合は難しいし、逆に疲労を蓄積させて弱めてしまう可能性もあります。

どうすればいいのかというと、
スポーツの練習時に、ローテーターカフとアウターマッスルのバランスを同調させていくのが良い方法の一つです。

そのトレーニング方法はゆっくりとした動作で練習を行うことです。

超スローモーションのように、肩関節を動かしていきます、
ゆっくり時間をかけて、肩関節が滑らかに動いているのを感じならが動作を行っていきます。

そして次第にスピードを上げていくのです。

スローモーションからスピードを上げていくことで、
ローテーターカフとアウターマッスルのバランスが良くなってきます。

肩関節は、たくさんの筋肉が複雑に動きなら動いています。
どれか一つでも筋肉を傷めてしまうと、肩の動きが悪くなってしまいます。

肩の調子がイマイチな時は無理せず休めてあげるべきです。
筋肉の疲労をとるのはコンディショニングでも大事な要素です。

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