感覚

神経伝達。

2015年1月5日

身体はある秩序に従って生きている。

それは、中枢神経(脳と脊髄)が命令を下し、
身体の各器官は、中枢から来た命令に従い働いている。

体の各器官が、中枢の命令を無視し、
勝手に活動していたら、体はたちまち大混乱に陥ってしまう。

筋肉は自分の意思とは関係なく動きだし、
胃は食物がないにもかかわらず、胃液を放出し胃の粘膜を傷つける。

こんな状態では、穏やかな日常を送ることはできない。

中枢神経(脳と脊髄)から送られてくる情報を、身体の各部位が正しく受け取り仕事を行なう。
そして結果の情報を逐一、中枢神経にフィードバックする。
この神経系の流れがスムーズに行われることにより、穏やかな日常生活を送ることが出来る。

脊柱は脊髄を保護し、神経系を抹消に送る起点となる。

しかし脊柱周りの筋肉は疲労がたまりやすく、硬くなりやすい。

筋肉が硬くなると、脊柱の可動域が狭くなり、
神経系の情報が正しく伝わらなくなることがある。

例えば、
ある場所に起きた痛みの情報が、別の場所で起こったと脳へ伝えられてしまう事がある。
そうすると本来痛むべき場所ではない所で痛みを感じてしまう。
これが関連痛と言われている現象です。

情報が違ったところに送られるというのは、大変な事です。
電話をかけたのに、違う人に電話がかかってしまうようなものです。

脊柱周りの環境を改善することで、神経系の流れがスムーズになってきます。

その為に必要なのは柔軟性。

ストレッチや運動により、
硬くなった筋肉に柔軟性が戻り、脊柱の関節可動域が広がる。

どんな運動がいいかと言うと、

身体を捻る運動や、

前屈後屈の運動など、

これらは全てラジオ体操に盛り込まれている、

どんな運動をしていいかわからない人は、
ラジオ体操が最適。

身体を動かして、神経系の情報の流れをスムーズにしましょう。
身体の調子はきっと良くなって来ます。

 

 

たかなが整体院
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