身体はある秩序に従って生きている。
それは、中枢神経(脳と脊髄)が命令を下し、
身体の各器官は、中枢から来た命令に従い働いている。
体の各器官が、中枢の命令を無視し、
勝手に活動していたら、体はたちまち大混乱に陥ってしまう。
筋肉は自分の意思とは関係なく動きだし、
胃は食物がないにもかかわらず、胃液を放出し胃の粘膜を傷つける。
こんな状態では、穏やかな日常を送ることはできない。
中枢神経(脳と脊髄)から送られてくる情報を、身体の各部位が正しく受け取り仕事を行なう。
そして結果の情報を逐一、中枢神経にフィードバックする。
この神経系の流れがスムーズに行われることにより、穏やかな日常生活を送ることが出来る。
脊柱は脊髄を保護し、神経系を抹消に送る起点となる。
しかし脊柱周りの筋肉は疲労がたまりやすく、硬くなりやすい。
筋肉が硬くなると、脊柱の可動域が狭くなり、
神経系の情報が正しく伝わらなくなることがある。
例えば、
ある場所に起きた痛みの情報が、別の場所で起こったと脳へ伝えられてしまう事がある。
そうすると本来痛むべき場所ではない所で痛みを感じてしまう。
これが関連痛と言われている現象です。
情報が違ったところに送られるというのは、大変な事です。
電話をかけたのに、違う人に電話がかかってしまうようなものです。
脊柱周りの環境を改善することで、神経系の流れがスムーズになってきます。
その為に必要なのは柔軟性。
ストレッチや運動により、
硬くなった筋肉に柔軟性が戻り、脊柱の関節可動域が広がる。
どんな運動がいいかと言うと、
身体を捻る運動や、
前屈後屈の運動など、
これらは全てラジオ体操に盛り込まれている、
どんな運動をしていいかわからない人は、
ラジオ体操が最適。
身体を動かして、神経系の情報の流れをスムーズにしましょう。
身体の調子はきっと良くなって来ます。
たかなが整体院
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