疲れやすいタイプの人は、
下半身の外側の筋肉が硬くなっている。
具体的には、中臀筋、外側広筋、腓骨筋。
力が体の内側に集まっていれば、
無駄な筋肉の力を使わないで済むから、
疲れにくい身体なのだが。
疲れやすい人は、
力が外側に散ってしまう。
そしてそのままでは体重を支えられないので、外側の筋肉の力を使って、
身体を支える事になる。
中臀筋、外側広筋、腓骨筋などは、
長時間、力を出し続けて身体を支えるのは不得意なので、
疲弊し凝り固まってしまう。
だからすぐ疲れてしまう。
身体は、中心軸という意識があって、そこに力が集まっていると、
すごく楽だし、自由自在に身体を動かす事ができる。
具体的に中心軸が身体のどこを指しているのと問われても、
答えはわからない。
なんとなく身体の中心かな、という意識。
人によって正中線沿いだとか、
丹田であるとか、
いろいろある。
いずれも身体の外側ではなく、真ん中にあるような感じですね。
でもなんとなく身体の中心かなと、
自分で思うところに意識を持っていくと、
そこに力が集約されてきて、
身体が楽になってくる。
楽というのはとっさの時に、
自由自在に身体を動かせる事でもあります。
疲れてしんどいときは、
身体を動かすのも億劫で、
とっさの時に身体が思うように動かない、
不意に何かにつまずいたときに、
手が出ずに顔から転んでしまったりする。
中心軸という意識は、
じっとしていてもなかなか意識できない。
動きの中で、意識を作っていくことができる。
これは僕のやり方なのだが、
歩いている時に、腸腰筋を意識してあるくと、
力が中心に集まってくる、
そんな意識が徐々に出来てきます。
腸腰筋は位置的にも身体の中心にあるし、
丹田とも位置的に一致すると思われる。
実際に腸腰筋を意識してあるくと、
力が中心に集約されてくる感覚がある。
この意識ができてくると、
外側の筋肉を無理に使わなくなり、
疲れにくい身体になってきます。
たかなが整体院
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